2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL30618B13)
募集終了

国名
ボリビア
職種コード 職種
G183 幼児教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

マリスカル・スクレ教員養成高等学校

3)任地( チュキサカ県スクレ市 ) JICA事務所の所在地( ラパス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

本校は、教育法070が定める全12の学科中、9つの学科(自然科学/物理・化学/体育/人文科学/哲学/図画工作/音楽/幼児教育/初等教育)を有する教員養成校である。教師数は35名、学生数は約460名。ボリビアの教員養成課程は、5年間で学士が授与される。幼児教育学科には教師が4名所属しており、現在約110名の学生が在籍。年間予算は教育省から配賦されているが、使途が限定されているため、学校の権限で使用できる予算は少額の教材費のみである。同校はJICA帰国研修員が校長として勤務しており、現在幼児教育職種隊員が活動中である(2017年1月-2019年1月)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ボリビアでは、貧困削減戦略の一環として教育分野での改革が重要な位置を占めている。1994年に教育改革が打ち出されて以降、初等教育における就学率の向上については一定の成果が出つつある。他方、教育セクター全体での課題は依然として根深く、特に幼児教育は現場レベルの技量において多くの課題を抱えている。 JICAが2003-2010年に実施した「学校教育の質向上プロジェクト-PROMECA」では、教育の質的改善を目指した「子どもが主役の学習」というコンセプトのもと、現場教員の能力向上を図るべく様々な取り組みが導入された。本取り組みは帰国研修員の校長を通じて配属先校に紹介され、同校教員の指導力を向上させることで当地における幼児教育の質を高めたいとして協力隊の要請に至った。現在、短期隊員に加えて長期隊員1代目の幼児教育隊員が活動中で、本要請はこれを引き継ぐ形の派遣となる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚教員や学生と協働し、以下の活動を行う。
1. 配属先における就学前教育のカリキュラムや指導方法などを観察し、また幼児教育の現場を巡回しながら、当国の幼児教育理論、教育現場の現状(子供を取り巻く状況)について把握する。
2. 1.で得た情報を基に、同僚教員や学生と幼児教育の質向上についての意見交換を行う。
3. 現場で実際に活用できる具体的な教育手法や技法について提案を行い、演習を交えて通常授業の中で紹介する。
4. 配属先校や実習先校(実習園)にて、実習生と現職教員を対象としたワークショップや勉強会を企画・実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、TV、プロジェクター、

4)配属先同僚及び活動対象者

カウンターパート : 2名
教員(大卒、50代、実務経験30年以上)
教員(大卒、40代、実務経験20年以上)

教員35名(20代-50代)、内幼児教育学科4名
学生約460名、内幼児教育学科約110名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(幼稚園教諭)
    (保育士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:教員への指導も必要となる為

[参考情報]:

 ・保育士の場合は、幼児クラス経験が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(5~20℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】