2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL30619B05)
募集終了

国名
ボリビア
職種コード 職種
C211 獣医・衛生
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ガブリエル・レネ・モレノ自治大学 獣医学部

3)任地( サンタクルス県サンタクルス市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

サンタクルス市内に主要キャンパスを置く国立大学。同大学の獣医学部は獣医・畜産分野の人材育成において同国の中心的な役割を担っており、研究室の設備は県内随一を誇る。獣医学部の年間予算は約29万米ドル。過去に同大学の獣医学部をカウンターパート機関として、技術協力プロジェクト「広域協力を通じた南米南部家畜衛生改善のための人材育成プロジェクト」を5年間(2005-2010)実施し、技術移転等が行われた。2018年3月までシニア海外協力隊(獣医・衛生)が活動した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2010年までの技術協力プロジェクトにより専門家の指導の下、病理学に関する技術向上が図られ、確定診断法に関する技術向上が図られた。しかしながら同地区は熱帯という地理的要因からも現在も感染症多発地域であり、多くの人獣共通感染症も確認されており、公衆衛生上の観点からも、幅広い知識を持ったより多くの獣医師の育成が継続して必要となっている。なお、大学の研究費が限られ、試薬等は海外からの輸入となり高額であるため、限られた資源の中で研究できるテーマを見つけることも課題となっている。そこで、今回は主に病原体(ウィルス等)の遺伝子解析およびその検出法など、診断技術に関する指導が求められ本要請に至った。なお、前任者は自身の専門とするダニ研究の支援を実施した。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚や研究員とともに以下の活動を実施する。
1.研究員及び教員に対し、ウイルス性疾患の実験室内診断法に関する技術指導。
2.研究員に対し、研究計画立案の支援。
3.サンタクルスを中心としたボリビア国内の感染症に対する検査手法改善を支援。
4.研究室機材の利用方法やメンテナンス方法の問題点の整理と対策の実施。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

電気泳動装置、吸光マイクロプレートリーダー(ELISA)、蛍光顕微鏡、リアルタイムPCR、クリーンベンチ、冷却遠心機、振動撹拌機(ローラーミキサー)等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
研究室同僚:5名(獣医/30歳代~40歳代)
活動対象者:
獣医学部全体:教員56名、学生1,450名(5年制)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(獣医師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務遂行上必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】