要請番号(JL30619B06)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
プエルト・デ・メヒジョネス職業訓練校
3)任地( ラパス県エルアルト市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同職業訓練校は、教育省の傘下にあり、1981年に設立された。教育省からの財政援助はなく、県から電気・水道代のみが資金援助されている状況である。独自予算は年間約8万4千米ドル。
同校は7学科(電子・電気科/産業機械科/秘書科/自動車整備科/情報学科/食品産業科/調理学科)を有し、生徒数約2,300名、教員85名が在籍している。
自動車整備科は生徒数350名、教員数18名である。授業形態は2部制(08:00-12:30、18:30-22:30)で3年で卒業する。卒業時に日本でいう「専門士」の称号を付与している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
自動車整備科の教員が感じている危機感が今回の要請につながった。ボリビア国においても最新の自動車が輸入されるようになり、教員の知識がそれに追いついていないのが現状である。特に「EFI」エンジン、AT及びCVTについての知識が乏しく、それらの診断・修理が行えない状態である。このため、市場ではニーズのあるこれらの修理に対して、生徒にも授業で教えることができないため、隊員による指導が求められた。
同校は設立以来、青年海外協力隊員を受け入れ、JICA研修で日本で研修を受けている教員もいるため、JICA事業に対して理解があり、日本的指導に対しても好意的である。また、草の根・人間の安全保障無償資金協力による支援も受けており、日本との関係が深い教育機関である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
自動車整備科の教員(18名、20歳代~50歳代)に対して次の活動が求められている。
1.様々なメーカーの自動車の「EFI」エンジンの診断・修理に関する研修。
2.様々なメーカーの自動車のAT及びCVTについての診断・修理に関する研修。
3.すでに工場等で働いている卒業生(整備士)に対して、ボリビア国の現状に合った自動車整備に関するセミナーの開催。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
故障診断機(Cam Box Eus-1000)。「EFI」エンジンの中古車、AT及びCVTの中古車を必要に応じ調達する用意がある。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
50歳代男性、整備士歴15年以上、同校での教員歴8年、元JICA研修生
活動対象者:
20歳代~50歳代教員18名、同校での教員歴5年~16年
卒業生(整備士)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:整備工場での経験
[参考情報]:
・様々なメーカーの自動車を扱った経験を重視
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(0~20℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任地は標高4,000mある高地。