2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL30619B12)
募集終了

国名
ボリビア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

モデスタ・カレアガ小学校

3)任地( チュキサカ県スクレ市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

スクレ市に位置する公立小学校で、1~6年生(6~12歳)の児童274人(2019年5月現在)が通学している。教員数は15人、全11クラス、1クラスの平均人数は約27人である。同校の校長はJICA「学校教育の質向上プロジェクト-PROMECA」に参加し、日本での研修にも参加している。また同技プロ時代に発足した算数研究会、国語研究会に所属する教員も多数在籍しており、協力体制が整っている。同校は知的障害児も受け入れており、1クラス1名~3名の知的障害児が在籍する。同校の授業時間は14時から18時20分まで。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ボリビアでは、貧困削減戦略の一環として教育分野での改革が重要な位置を占めている。1994年に教育改革が打ち出されて以来、初等教育における就学率の向上については一定の成果が出つつある。他方で、教育カリキュラムの整備不足、特に教員の指導力不足などが原因となって、現場レベルでの課題は依然として多い。JICAが2003~2010年に実施した「学校教育の質向上プロジェクト-PROMECA」では、教育の質的改善を目指して「子どもが主役の学習」というコンセプトを掲げ、現場教員の能力向上を図るべく、様々な取り組みが導入された。本件要請先の学校の校長は、スクレ市内に派遣されている小学校教育隊員2名による活動を視察し、自分の学校にもぜひ日本的な教育の拡大・定着を図りたいと本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同校に対し、主に算数教育の強化を目的とし以下の支援を行う。
1.算数指導の手法、技法を紹介し、教員らが授業で活用できるよう支援する。
2.教員に対し、指導案・授業計画の作成、カリキュラムの見直しを提案する。
3.「子供が主役の学習」について教員と話し合い、共通認識を得る。
4.スクレ市内の他校に派遣されるJICA海外協力隊と協力して公開授業及び研究発表会の実施支援を行い、学校間での情報交換や意見交換を促進する。
※午前に授業を行う近隣のモデル校(ベンハミン・グスマン小学校)で、希望により他隊員と共に同様の支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、TV、DVDプレーヤー、パソコン

4)配属先同僚及び活動対象者

カウンターパート:校長(40代、女性、実務経験20年以上)

他、教員15名(30代~60代)
児童約274名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:教員への指導も必要となる為

[参考情報]:

 ・特別支援学校教諭免許取得が望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(5~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

1クラスに1~3人の知的障害児が在籍している。