要請番号(JL30619B31)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
タリハ市教育事務所
3)任地( タリハ県タリハ市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ボリビア南部のタリハ市教育事務所は1994年に設立された公的教育機関で、市の管轄校に対し、透明性のある予算執行、新教育法070に則った教育モデルの導入及び実施、教育における文化、体育、芸術、技術、技能などの質向上活動を行っており、具体的には、現職教員に対する能力強化研修などを県の教育事務所及び近隣の学校と連携して実施している。同事務所は市内にいくつかのモデル校を定め、校長らと協働しながら研修等を開催している。現在、1名の青年海外協力隊(小学校教育、2018年度1次隊、2020年3月任期満了)が活動している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ボリビアでは、貧困削減戦略の一環として教育分野での改革が重要な位置を占めている。1994年に教育改革が打ち出されて以来、初等教育における就学率の向上については一定の成果が出つつある。他方で、教育カリキュラムの整備不足、教員の指導力不足などが原因となって、現場レベルでの課題は依然として多い。
JICAが2005~2010年に実施した「学校教育の質向上プロジェクト-PROMECA」では、教育の質的改善を目指して「子どもが主役の学習」というコンセプトを掲げ、現場教員の能力向上を図るべく、様々な取り組みが導入された。本件要請先の教育事務所では、プロジェクトで使用された手法や教材等を活用し、公開授業及び研究発表会などの実施を通じた同校教員全体の指導力を向上させることで授業の質を高めたいとし、複数名の支援による協力を要請した。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同事務所に対し、以下の支援を行う。
1)職員と協働し、管轄下にある学校教員の指導力向上計画を立て、教員研修を実施する。
2.市内のモデル校にて、以下の支援を行う。
1)前任者が実施してきた活動を継続し、適切な教科指導の手法、技法、学級運営方法などを紹介することで、教員らが主体的に質の高い授業づくり、学級運営ができるよう支援を行う(特に算数・理科については、校内研究を行う)。
2)同事務所へ派遣される同職種隊員(他のモデル校へ派遣)と協力し、公開授業及び研究発表会の実施支援を行い、学校間での情報交換や意見交換を促進する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、教育資材
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパート : 2名
教育事務所職員(大卒、30代、教職免許、実務経験5年、初等科)
モデル校校長(大卒、40代、実務経験15年程度)
モデル校:教員21名(30代~50代)、児童398名
※モデル校は1~2校を想定。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)5年以上 備考:教員への指導も必要となる為
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)