要請番号(JL31216B03)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力庁
2)配属機関名(日本語)
ラス・カブラス診療所(CESFAM)
3)任地( ラス・カブラス ) JICA事務所の所在地( サンティアゴ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ラス・カブラス診療所(CESFAM)は、内科、心療内科、産婦人科、歯科、リハビリテーション科、及び救急外来などを有し、同地域の住民に対して総合的な医療サービスを提供している。また、周辺地域には9つの保健所(Posta)があり、医師が定期的に訪問し診察を行っている。同診療所の年間予算は約2.9億円。ラス・カブラスの人口は約2万2千人。リハビリテーション科の実患者数は年間約500人。2015年6月から2017年6月まで歯科衛生士JVが活動している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
チリでは高齢者人口が増加しており、国や州が中心となって地域のリハビリテーションの拠点として地域リハビリテーションセンターを設置し、高齢者や障害者へのリハビリテーションサービスの充実と社会参加促進を図っている。ラス・カブラス診療所には2013年に地域リハビリテーションセンターが設立され、リハビリテーション科として理学療法士と作業療法士がリハビリテーションサービスなどを提供している。しかし、チリにおいては作業療法士数が不足していることや研修など知識向上の機会も少ないため、JICAボランティアの派遣により、それぞれの国での知識や経験を相互に学びあいながら、日本の知識や技術で同センターの改善に適応できるものを適した形で導入し、同センターのサービスの発展を目指すこととなった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の上司や同僚と協議しながら主に以下の活動を行う。
1.同センターにおいて来院患者に対して同僚とともに作業療法を実施する。
2.訪問診療チームに同行し、患者や家族に対して家庭での作業療法の指導を行う。
3.患者の運動機能評価方法の改善、生活指導や社会参画のサポート方法の改善を同僚とともに行う。
4.日本のリハビリテーションに関する知識や経験の紹介と配属先の改善提案を行い、同僚とともに定着を図る。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
リハビリテーション施設(上肢・手指訓練具、階段昇降・平行棒等運動療法器具など)、一般事務機器(プリンター、コンピュータ、インターネット環境)
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:
作業療法士(カウンターパート、女性、30歳代後半、経験15年)
作業療法士(女性、20歳代後半、経験6年)
理学療法士(4名、男女、20~30歳代、経験1から6年)
活動対象者:高齢者を中心とした来院患者や訪問診療患者
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務遂行上必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~30 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は住民宅でのホームステイを予定する。