要請番号(JL31216B05)
募集終了
2代目
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力庁
2)配属機関名(日本語)
マルセロ・ロペテギ・アダムス診療所(CESFAM)
3)任地( オソルノ ) JICA事務所の所在地( サンティアゴ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
チリ南部の都市オソルノ市にあるマルセロ・ロペテグイ・アダムス診療所(CESFAM)は、内科、小児科、心療内科、産婦人科、歯科、リハビリテーション科、及び救急外来などを有す。年間予算は約2.5億円。2005年には日本政府の草の根・人間の安全保障無償資金協力の支援を得て同診療所の地域リハビリテーションセンターの設備改修を行い、2008年から2年間の作業療法士JVを派遣。2016年5月には再度草の根・人間の安全保障無償資金協力の支援を得て同リハビリセンターの拡張が終了した。同リハビリ施設の利用延べ人数は年間約26,000人である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
チリでは高齢者人口が増加しており、国や州が中心となってリハビリテーションの向上を図っている。2008年からの作業療法士JVの支援を得て、同診療所の作業療法士やリハビリテーション科の知識や技術向上が図られた。その後、同センターが担う地域のリハビリサービスのさらなる発展のため、センターの拡張(2016年)が終了し、同施設を中心としたリハビリサービスの充実化や業務改善などソフト面の強化計画を進めている。同診療所では作業療法士2名と理学療法士1名が勤務しているが、そのうち2名は経験が浅く異なる施設での事例が不足する。そこで、同診療所にはない新しい発想を取り入れながら改善を実施するために、日本の知識や経験を活かして共に改善に取り組むJICAボランティアの派遣要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の上司や同僚と協議しながら主に以下の活動を行う。
1.同センターの患者(来院、訪問)に対してのリハビリテーションを同僚とともに取組みながら、サービスの向上に貢献する。
2.家族など介護者への講習会、パーキンソン病患者、脳出血や脳梗塞後患者、及び高齢者を対象としたリハビリテーションプログラムに参加し、講習会やプログラムの充実を図る。
3.日本のリハビリテーションや病院業務を紹介し、配属先の業務改善に適用できるアイデアの助言と定着を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
リハビリテーション施設(上肢・手指訓練具、運動療法器具など)、一般事務機器(プリンター、コンピュータ、インターネット環境)
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:作業療法士(カウンターパート、女性、30歳代、経験10年)。その他に、作業療法士(女性、20歳代、経験1年)、理学療法士(女性、30歳代、経験5年)。
活動対象者:脳出血や脳梗塞後患者、パーキンソン病患者、関節症などを患った高齢者など。成人患者が中心。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務遂行上必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(0~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は住民宅でのホームステイを予定する。