要請番号(JL31219B08)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力庁
2)配属機関名(日本語)
カブレロ市保健局
3)任地( カブレロ市 ) JICA事務所の所在地( サンチアゴ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
チリ第8州の州都コンセプシオン市からバスで2時間程にあるカブレロ市保健局は、カブレロ保健センター地域保健センターを運営しており、地域に総合的医療を提供している。その管轄となる高齢者支援センターが活動場所となる。センターは2018年11月に完成済で、2019年に2月より開設予定。 高齢化社会の進むチリ国にあって、カブレロ市も例外でなく、住民における高齢者の割合は年々増加している。保健局では、高齢者支援のための様々なプロジェクトを積極的に計画しており。センターは高齢者支援サービスの実施機関として、リハビリや栄養指導等、高齢者の生活の質を高めるための支援を行う。www.cabrero.cl
【要請概要】
1)要請理由・背景
高齢者支援センターでは、高齢者の生活向上のため、認知機能・身体機能の維持を総合的にサポートするため、医師、看護師、ソーシャルワーカー、理学療法士、言語聴覚士等の職種でチームとして対応することとなる。
配属先管轄の言語聴覚士は、経験が浅いことから、日本の知見と経験を持つ人材と協働することにより、新しい知識を習得する機会を得ることができる。 また、日本で一般的な多職種間で連携して、情報共有や業務上の業務レベルを高めあうといったチーム対応のシステムを取り入れる支援を必要としていることから、今回の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
高齢者支援センターにて、同僚と協働しながら、高齢者の身体機能維持向上に寄与し、生活の質を高めるため、言語聴覚士としての分野で、下記の活動を計画し実施する。
1.言語や音声、摂食・嚥下にかかわる問題を持つ高齢者に対し、訓練や評価、指導を行う。
2.同僚言語聴覚士に対し、日本の知識や収集した情報を講習会等で共有し、技術向上を支援する。
3.高齢者の家族に対して、日常的なケアやリハビリ訓練介助等を指導する。
4.日本の高齢者支援において実施されているような、各職種間が連携して治療支援を行う体制を整備する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務用必要事務機器一式(コンピューター、インターネット、電話、コピー機)
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパート:言語聴覚士(経験4年、男性)
同僚:医師、看護師、ソーシャルワーカー、理学療法士等12名
対象者:市内・周辺地域高齢者
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(言語聴覚士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験による指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~30℃位)
[通信]:(インターネット可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)