2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31517B05)
募集終了

国名
コロンビア
職種コード 職種
G238 料理
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国立職業訓練庁

2)配属機関名(日本語)

国立職業訓練庁スクレ地域局イノベーション・技術・サービスセンター

3)任地( スクレ県シンセレホ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

主に経済的に恵まれない家庭の子弟を対象とし、様々な分野の技術者育成を目的に設立された独立性を持つ機関。1957年にILO(国際労働機関)、コロンビア労働組合、カトリック教会が主体となり設立され、日本の国立高等専門学校に類似した教育機関。全国32県とボゴタ首都区に地域局を持ち、117のセンターで長期・短期の職業訓練コースを無償で提供している。年間約70万人の技術資格者を育成し、短期のコース受講者は300万人以上に及ぶ。青年海外協力隊(JV)は、スクレ地域局唯一の訓練センターに配属となるが、主な活動はカリブ海に面したトルー市にあるホテル・観光サブセンターで実施する。センターの年間予算は約6億5千万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

トルー市はカリブ海に面し、市街地人口が3万人ほどの小規模な観光地である。配属先では、近年の観光客の増加に伴い、トルー市の観光サービスの向上・強化が必要と考え、その一環として、海産物が豊富な観光地として、海産物を利用した料理の充実を課題としてる。そこで、海産物料理が得意な日本人の支援により、サブセンターでの料理コースの指導内容(レパートリー)の幅を広げたいとして本要請となった。トルー市沿岸では、フエダイ、サワラ、スズキ、カンパチ、エビ、タコ、イカナマコ、コンク貝などが採れる。料理コースは午前と午後の2クラスがあり、1クラス25人前後。コース期間は1年で、6か月は授業を受け、6か月はレストラン等での実習となる。料理コースの他、バー・給仕、バティスタのコース(授業)もある。なお、配属先は、主にシンセレホで活動する、観光強化に係る職種「観光」のボランティアを別途要請している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.現地で入手可能な食材、現地の食生活等を把握し、現地に好まれそうなレシピを検討し、同僚に提案する。
2.料理コースにおいて、現地で好まれると判断したレシピを同僚と共に授業に導入する。
3.考案したレシピを記録に残すため、レシピ集作成に協力する。
4.トルー市およびシンセレホ市のレストラン等のシェフを対象に、新しいレシピの講習会実施に協力する。
なお、レシピは日本食を含め、前菜、メイン、デザート、飲み物等にこだわらず、現地食材を利用した新しいレシピであればジャンルにもこだわらない。醤油は近隣のスーパーでも入手可能。周辺では熱帯果実の他、キャッサバ、食用バナナ、各種トウモロコシなどが栽培され、肉牛の牧場もある。お酒、みりん、わさび、本だし、カリフォルニア米、納豆などは首都から配属先が入手。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

一般的な調理実習の機材はすべてそろっている。

4)配属先同僚及び活動対象者

トルー市のサブセンターでの活動は、指導経験14年の男性教官および女性教官の2名とともに実施する。
シンセレホでの活動及びトルー市でのレストラン等を対象とした活動は、シンセレホに勤務している50歳代女性の教育調整官が調整する。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

コロンビア着任後の現地語学訓練は、約1か月間、首都ボゴタ(標高2,600m)で実施します。