2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31518A14)
募集終了

国名
コロンビア
職種コード 職種
D211 金属加工
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国立職業訓練庁

2)配属機関名(日本語)

国立職業訓練庁アンティオキア地域局最先端製造技術センター

3)任地( アンティキア県メデジン市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

主に経済的に恵まれない家庭の子弟を対象とし、様々な分野の技術者育成を目的に設立された独立性を持つ機関。1957年にILO(国際労働機関)、コロンビア労働組合、カトリック教会が主体となり設立され、日本の国立高等専門学校に類似した教育機関。全国32県とボゴタ首都区に地域局を持ち、117のセンターで長期・短期の職業訓練コースを無償で提供している。年間約70万人の技術資格者を育成し、短期のコース受講者は300万人以上に及ぶ。ボランティアの配属先は、アンティオキア地域局が統括する16のセンターの内、メデジン市北部西に位置する最先端製造技術センターとなる。年間予算は約4億6千万円

【要請概要】

1)要請理由・背景

コロンビアでは、紙やアルミ缶等のリサイクルは行われているものの、いわゆる都市鉱山と言われる、OA機器や家電製品に使用されている有用金属等のリサイクルはほとんど行われていないと言われている。配属先では、これら有用金属の再利用技術を習得することで、単なるゴミとして処分されている都市鉱山を有効利用し、ごみの量の削減と社会的貢献を目指したいとしている。しかしながら、配属先では有用金属の分離・選別を実践できる知識・経験を有した人材がいないため、JICAボランティアの要請となった。
なお、配属先の基本事業は職業訓練であるが、2015年から研究開発活動も実施することとなり、全国の訓練センターで活発な研究開発活動が行われており、本件もその一環である。従って、ボランティアが本件に係る訓練(授業)を担当することはないが、得意科目で講義を依頼される可能性もある。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.担当教官に金属分離・選別の原理を教える。
2.金属の分離・選別に係るモデル装置の設計図作成とモデル装置製作を担当教官等と共に実施する。
なお、モデル装置製作にあたっては、センター内の工作機械科、電気・電子科、溶接科等の協力を得ながら行うこととなる。また、配属先が期待する選別対象の有用金属は、銅、ニッケル、錫、カドニウム、リチウム、金、銀等であるが、
銅の分離選別技術を優先し、それ以外はボランティアの可能な範囲で対応してもらいたいとの要望がある。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

工作機械、CNC、3Dプリンター、溶接機等様々な機械、道具を使用可(配属先関係者が操作)。

4)配属先同僚及び活動対象者

30歳代の男性教官2名。1名は電子工学専攻の短大卒。1名は機械工学専攻の工学士。
この他、必要に応じて各専門教官が活動に参加する。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動上必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(16~28℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

コロンビア着任後の現地語学訓練は、約1か月間、首都ボゴタ(標高2,640m)で実施します。