要請番号(JL31518B01)
募集終了
・2019/1 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ボリーバル技術大学
3)任地( ボリーバル県カルタヘナ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、任地カルタヘナ市を含むカリブ海に面した地域の経済発展を通じた社会発展に寄与することを目的とし、それに貢献できる人材育成のために1970年8月に高等専門学校として創設され、2003年11月に大学としての認可を受けた。現在学士課程3学部19コース、修士課程5学部21コース、博士課程1学部1コースを開講しており、その他、3年制コースや遠隔教育コースもある。また、海外の54大学との交換留学や双方の学位取得などのプログラムも提供している。年間予算約180万米ドル(2017年度)、職員数約420名、学生数約5300名。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ボランティア配属予定の経済経営学部では、現在カルタヘナ市内の都市交通状況の改善プロジェクトに取り組んでいる。同市では、市内の交通状況を改善するための適切な計画立案がまだされていないことが課題となっている。これに関し、同市内各種NGO、新聞社、商工会議所、大学などの有識者が作ったソーシャルネットワーク「カルタヘナ・コモ・バーモス(CCV)」を通じて、定期的に市民の行政サービスに対する意識・実態調査を実施しており、同学部はこのCCVに参加し、そのデータを参考に、同市の地理的、構造的特性を踏まえた、円滑で環境や利用者にやさしい交通システム設計を行い、同市役所の都市計画関係者に提案を行えるよう活動している。しかしその専門性を持った人材が不足していると感じている。従って、同テーマに関し、日本の交通網整備などの経験を活かした提案を行い、よりよいシステム構築に貢献することが期待され、今回の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先経済経営学部教授ら関係者と共に以下の活動を行う。
1.同市交通状況について学部やCCVが収集したデータを分析、評価する。
2.1の結果をもとに、構築可能性のある交通システムについて考案し、提案する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
学部内事務用品、PC(スペイン語)など
4)配属先同僚及び活動対象者
学部長:男性、40歳代、経済学博士、カウンターパート
文化・開発イノベーションラボセンター長:男性、50歳代、経済学専門
学部講師 約30名
学部生 約1200名(学士・修士課程併せて)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士)人文科学 備考:活動上必要
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:活動上必要
[参考情報]:
・交通または経済学(統計関連)知識が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
着任後約1ヶ月間の語学研修はボゴタ市内(標高2640M)にて実施。任地カルタヘナ市は標高2M。