要請番号(JL31518B05)
募集終了
・2019/1 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働省
2)配属機関名(日本語)
国立職業訓練庁カルダス地域局
3)任地( カルダス県マニサレス市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国立職業訓練庁は、労働者、雇用者、政府の三者が協力して、当国の老若男女に広く無料で研修受講機会を提供し、各職業分野における熟練工育成と国の産業振興に資すること、国内の製品レベルの向上による国際競争力強化、及び雇用率向上と貧困削減によるよりよい社会の実現等を目的として1957年に設立された国立の職業訓練機関である。全国32県とボゴタ首都圏の計33の地域局を持ち、各地域局傘下の117センターにおいて、長期・短期の様々な職業訓練コースを実施し、年間約300万人が参加する。各地域局は各地域の産業特性に合ったコースを設置。長期コース修了者には労働省認可の修了証が発行される。年間予算約11億米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ボランティアの活動先である産業プロセス及び建設センターは同庁カルダス地域局傘下のセンターであり、12のコースを実施し、自動車整備専門コースはその1つである。同コースの生徒数は約90名であり、30名で形成される3つのグループに分けられ、訓練期間は2年である。年間平均45名の自動車整備士が卒業するが、同センターで提供されている訓練内容は、市場の自動車技術の発展と同じスピードで更新されていない。市場で要求される技術力と同配属先から卒業する自動車整備士の技術力に乖離があるため、ボランティアの技術指導が必要とされている。特に配属先では自動変速機(オートマチックトランスミッション)、自動車の電気・電子部品の整備に関して技術強化が必要とされている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の指導教官4名と共同して以下の活動を行う予定です。
1. ガソリン車の一般整備の指導を補助し、指導方法や指導内容の改善に協力する。
2.自動車の自動変速機、電気・電子部品整備の指導方法、指導内容の改善に協力する。
3.自動車整備指導教官向けに自動変速機、電気・電子部品整備の技術について指導支援を行なう。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
センター内の教室、教材車(ルノー、日産、ヒュンダイ等)、整備に必要な工具等一式は備わっている。
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパート:電子工学学士、男性、40歳代、実務経験17年
他3名指導教官: 自動車整備士、男性
学生:約90名、17歳~21歳
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)理工系 備考:専門の基礎知識が必
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:活動上必要であるため
[参考情報]:
・
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(5~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
着任後約1ヶ月間の語学研修はボゴタ市内(標高2640M)にて実施。任地マニサレス市は標高2153M。