【配属機関概要】

3）任地（ クンディナマルカ県モスケラ市 ） JICA事務所の所在地（ ボゴタ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 1.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先のクンディナマルカ県柔道協会は柔道の県大会の計画・実施、指導者や選手の技術強化、選手や子供たちに柔道を通じた体育の指導及び規律、礼儀作法、相手を重んじる態度などの精神の修養を教えている。同協会には8つの柔道クラブが登録されており、職員数は11名、柔道指導者数は10名(初段から五段)、指導助手数は6名(茶帯)計27名で形成されている。年間予算約16000米ドル(2017年度)。

【要請概要】

1）要請理由・背景

クンディナマルカ県は同国県単位で国内順位は3位となっており、1位のバジェデルカウカ県、2位のアンティオキ県に比べて選手の技術レベルに大きな差があり、配属先は選手の技術レベルの向上に取り組んでいるが、国内大会での成績は伸び悩んでいる。実際選手の技術向上を考えた際に、指導者の指導法や技術レベルの向上と次世代の選手の育成が必要とされ、柔道技術の指導方法に知見のあるボランティアが要請された。 なお、ボランティアが活動するモスケラ市は、クンディナマルカ県内で柔道クラブがある数少ない市であり、同県内の選手や指導者が地理的に集まりやすい場所である。配属先はモスケラ市にクンディナマルカ県内の選手及び指導者を定期的に集め県全体の技術強化を目的とした活動をボランティアに求めている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の柔道指導者、関係者と協力しながら、以下の活動を行う。
1.モスケラ市の子供たち約20名に向けた指導支援。
2.モスケラ上級レベルの選手約5名に向けた指導支援。
3.モスケラ市の柔道指導者の指導力向上に向けた助言・指導の支援。
4.クンディナマルカ県の上級レベル選手の指導支援。(月に2回)
5.クンディナマルカ県柔道指導者の技術強化に向けた、助言・指導の支援を行う。(月に2回)
クンディナマルカ県の指導者及び選手への指導はモスケラ市で実施する予定である。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

モスケラ市の総合スポーツ施設、道場(畳敷き)1箇所、体育館、ジム

4）配属先同僚及び活動対象者

協会代表者/カウンターパート:女性、1名、30歳代、指導経験15年
モスケラ市競技者:指導者2名、子供約20名(7歳～17歳)、上級者レベルの選手5名(茶帯～初段)
クンディナマルカ県:指導者10名(初段～五段)、 指導助手6名(茶帯)、上級者レベルの選手20名(茶帯～初段)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・柔道指導経験を有する

【地域概況】

【特記事項】

着任後約1ヶ月間の語学研修はボゴタ市内(標高2640M)にて実施。任地モスケラ市は標高2516M。