2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31518B09)
募集終了

国名
コロンビア
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
TYPE-A
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

メデジン市役所

2)配属機関名(日本語)

社会参画・家族・人権局 障害者ユニット

3)任地( アンティオキア県メデジン市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はメデジン市役所社会参画・家族・人権局所属の障害者ユニットで、設置は2009年。メデジン市は2030年までの達成目標として、人々の命や生活が最も価値のあるものとして尊重されることを掲げている。その一環として、社会参画・家族・人権局では、市民の社会参画機会向上のために各市民が置かれている様々な環境に応じた支援の実施を目指している。活動先である障害者ユニットでは、障害者の自立支援、社会参画、権利と機会均等などに特化したプログラムを実施しているが、ボランティアはその中の「セールカパスエンスウカサ(家庭での自立)」プログラムに参加予定である。ユニット職員127名、年間予算約250万米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

「家庭での自立」プログラムでは、市内在住の障害者の内、ユニットのリハビリテーションセンターにアクセスできない重度障害者の家庭を訪問し、必要なリハビリテーション実施と家族への介助に関する知識伝授などの活動を行っている。現在訪問対象となっているのは879名(家族を含めると約3500名)で、月2回、1回の訪問時間は約45分間、平均4名程度のチーム構成(臨床心理士、ソーシャルワーカー、作業療法士、理学療法士、栄養士など総勢44名)である。身体障害・知的障害共に、その原因は先天性、病気、事故に加え、紛争被害も多く、年齢層は0~59歳と幅広い。他にもセンターにアクセスできないかなりの数の重度障害者がいると推測されているが、その調査も含め支援の手が届いていないこととチームメンバーの技術・知識を含めた支援の質向上が課題である。その課題解決に対する協力が期待され、今回の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

障害者ユニット関係者と協力し、以下の活動を行う。
1.「家庭での自立」プログラムのメンバーとして、重度障害者の自宅訪問による理学療法実施を支援する。
2.「家庭での自立」プログラムメンバー及びユニットの他プログラム関係者との支援内容向上のための話し合いや活動に参加する。
3.ユニットのリハビリテーションセンターにおける理学療法実施を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

センター内の事務用品、理学療法関連器具、家庭巡回のための車両(他メンバーと同乗)など

4)配属先同僚及び活動対象者

ユニット長:女性、40歳代
カウンターパート(理学療法士):女性、30歳代、経験7年
その他同僚:55名(理学療法士9名、作業療法士5名、言語聴覚士5名、心理学士10名、栄養士5名、ソーシャルワーカー5名、歯科医1名、歯科助手3名、看護助手1名、その他事務職員など)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動上必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(16~28℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

着任後約1ヶ月間の語学研修はボゴタ市内(標高2640M)にて実施。任地メデジン市は標高1495M。