2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31518B10)
募集終了

国名
コロンビア
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

大統領府国際協力庁

2)配属機関名(日本語)

ゴロンドリナス財団
NGO

3)任地( アンティオキア県リオ・ネグロ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はコロンビアの内戦による国内避難民を支援するため1987年に設立された。設立時の国内避難民への支援から、現在では3つの分野(教育、コミュニティー開発、教育設備や住宅建設)を柱として活動を行っている。教育の分野では貧困層の子供たちに向けた幼児から中学校までの教育を提供している。その他に地域住民に向けた職業訓練や心理社会的ケア等を提供している。現在の支援規模は、0~5歳児が2万人、5~17歳が1700人、職業訓練を受けている若者が1100人、高齢者95人の他、さらに約13000世帯の支援を行っている。年間予算約80万米ドル(2017年度)

【要請概要】

1)要請理由・背景

同配属先が活動するリオ・ネグロ市は児童の慢性栄養失調、栄養失調などの問題を抱えている。それは子供たちの家族が栄養や食、母乳に対する知識が無いことが主な要因である。同配属先は2017年に母乳育児の普及、栄養失調防止を目的としたイベントの開催、地域の母親に栄養や食に関する指導等を行なった。さらに配属先が運営するメデジン市の周辺地域(リオ・ネグロ市を含む)の児童養護施設にて子供たちへ給食の提供や栄養管理を実施し、同施設に通う子供たちの母親や家族へ栄養や食、母乳に関する指導を実施しているが、地域の栄養失調率や栄養不足による死亡率は非常に高い状況である。子供たちの家族への指導法の改善、母乳育児の普及活動支援、子供たちの栄養管理改善のため日本のボランティアによる技術支援が必要とされている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先職員と共にリオ・ネグロ市内の児童養護施設5つを巡回し以下の活動を行う。

1. 5歳以下の児童の身体測定や観察を行い、子供たちの栄養状態の管理を支援
2. 各児童養護施設の職員に向け衛生的・安全な給食の運営について指導支援
3. 妊婦や乳児の母親に向けて、母乳育児、栄養と食について指導支援
4. 母乳育児の普及活動の支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

一般事務用品、体重計、身長体重計

4)配属先同僚及び活動対象者

C/P:女性、栄養士
児童養護施設管理責任者:女性、教育学士、実務経験10年
国際協力担当者:男性、プロジェクトコーディネーター、30代
各児童養護施設の調理場職員:約25名
各児童養護施設の職員:約30名
5歳以下児童:約500名 / 妊婦や乳児の母親:約100名



5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動上必要であるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(20~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

コロンビア着任後の現地語学訓練は、約1か月間、首都ボゴタ(標高2,600m)で実施します。リオ・ネグロ市は標高2080M