2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31518B11)
募集終了

国名
コロンビア
職種コード 職種
C151 農産物加工
年齢制限
TYPE-A
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

労働省

2)配属機関名(日本語)

国立職業訓練庁キンディオ地域局

3)任地( キンディオ県アルメニア市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国立職業訓練庁は、労働者、雇用者、政府の三者が協力して、当国の老若男女に研修機会を提供し、各職業分野におけるプロフェッショナル育成と国の産業振興に資すること、国内の製品レベルの向上による国際競争力強化、及び雇用率向上と貧困削減によるよりよい社会の実現等を目的として1957年に設立された国立の職業訓練機関である。全国32県とボゴタ首都圏の計33の地域局を持ち、各地域局傘下の117センターにおいて、長期・短期の様々な職業訓練コースを実施し、年間約300万人が参加する。長期コース修了者には労働省認可の修了証が発行される。年間予算約11億米ドル。前任者は27年度3次隊同職種派遣。

【要請概要】

1)要請理由・背景

活動先であるキンディオ地域局の3つのセンターのうち、農産業センターの国立コーヒー品質研究所に配属する。キンディオ県は、コロンビア・マイルドとして世界的に有名なコーヒーの主要な生産地であり、その品質に対する名声は高い。しかし、近年国内外のコーヒー市場は熾烈を極めており、従来通りの生産・収穫後処理を実施しているだけでは、産地の特性が活かせず、また生産地でのコーヒー豆の価格が低くたたかれている状況で、収入の多い作物への農地転換を図る農家が出る傾向もあり、現状のままではコロンビアのコーヒー産業の見通しは暗い現状がある。そのため、コロンビア・コーヒーの味の差別化を図ることが必須課題であり、同センターでは、前任ボランティアの協力を得て、収穫後コーヒー豆の発酵技術について見直す機会を得た。結果次の課題は香味を失わずに乾燥させる技術であるとしており、そのための研究支援を期待して、今回の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先関係者と協力して以下の活動を行う。
1.変化しやすい気候に影響されない、一定したコンディションでの自然乾燥方法を見つけるための研究支援を行う。
2.コーヒー農家(5700農家)への技術普及のための指導・支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

研究所内の関連機材等(焙煎機5台、机、椅子など)(その他研究機材については近隣大学や他地域局の研究室も使用可能)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先長センター長:男性、50歳代
カウンターパート:男性、50歳代、農産業学士、同分野経験10年
センター職員:9名
学生:約230名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:活動上必要

[参考情報]:

 ・コーヒー以外の作物でも乾燥技術に関わる

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

着任後約1ヶ月間の語学研修はボゴタ市内(標高2640M)にて実施。任地アルメニア市は標高1480M。