2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31518B20)
募集終了

国名
コロンビア
職種コード 職種
F113 マーケティング
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

大統領府国際協力局

2)配属機関名(日本語)

NGO コンプロミソ
NGO

3)任地( サンタンデール県ブカラマンガ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、1995年11月にサンタンデール県で設立されたNGOで、サンタンデール県内で搾取されやすい環境にある小作農家、紛争被害者、女性、鉱山(金や石油など)開発により土地が侵食されつつある被害者など地域住民の権利・人権擁護、QOL向上、平和構築、食の安全と環境保護等のために活動している。現在、野菜栽培の青年海外協力隊1名が同NGOに配属しており、食の安全や野菜栽培法、有機肥料作成法などをテーマに活動中。主にドイツからの資金援助を受けた各種プログラム運営やの食料保障プログラム「世界のパン」とのコンタクト有。職員数22名、2017年度予算約25.3万米ドル

【要請概要】

1)要請理由・背景

同県は肥沃な土壌と温暖な気候により農業に適した地域であり、国内の野菜・果物消費の約70%が生産されている。しかし、農業従事者は大部分が地方の零細農家であり、即効性がある高額な合成農薬や肥料を使い、効率的な栽培方法を知る機会もないまま、収穫物を中間業者に卸すため、そのマージンで市場価格の約75%が取られ、生産者の手元に残る賃金はわずか、という状況に甘んじている。このため、徐々に耕作地の土壌汚染や環境悪化の懸念が高まり、また、厳しい作業の割りに収入の少ない農業に魅力を感じない若者を中心に農耕地を放棄して、地域を離れる状況も見られるようになり、当国の食料供給安全への懸念も高まっている。この状況打開のため、生産者組織の立ち上げ、リーダーの育成、中間業者を通さない市場アクセス方法の提案など、生産者の収入向上とQOL改善など地方農業を取り巻く、様々な問題改善の支援を期待され、今回の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先担当者4名と共に以下の活動を行う。
1.当国の市場と同地域の農業事情に関する調査を実施する。
2.市場へのアクセスについて、同地域の事情に適した方法を構築する。
3.農業生産者組織の立ち上げとリーダー育成を支援する。
4.市場価値を高めるための差別化を図るため、同地域農産物の独自のブランド確立を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務所内事務用品、PC(スペイン語)など

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先長:女性、50歳代
カウンターパート:女性、30歳代、人材育成担当、マーケティング専門、経験11年
その他プロジェクト関係者:2名
対象生産者:90家族

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動上必要

[参考情報]:

 ・農業者組合や農産物流通の経験を有すること

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

着任後約1ヶ月間の語学研修はボゴタ市内(標高2600M)にて実施。任地ブカラマンガ市は標高959M。