要請番号(JL31519B04)
募集終了
・2020/1 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働省
2)配属機関名(日本語)
国立職業訓練庁アンティオキア地域局繊維産業センター
3)任地( アンティオキア県メデジン市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国立職業訓練庁は、労働者、雇用者、政府の三者が協力して、当国の老若男女に広く無料で研修受講機会を提供し、各職業分野における熟練工育成と国の産業振興に資すること、国内の製品レベルの向上による国際競争力強化、及び雇用率向上と貧困削減によるよりよい社会の実現等を目的として1957年に設立された国立の職業訓練機関である。全国32県とボゴタ首都圏の計33の地域局を持ち、各地域局傘下の117センターにおいて、長期・短期の様々な職業訓練コースを実施し、年間約300万人が参加する。各地域局は各地域の産業特性に合ったコースを設置。長期コース修了者には労働省認可の修了証が発行される。年間予算約11億米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
活動先である繊維産業センターは同庁アンティオキア地域局傘下の16センターのうちの一つで、様々な種類の撚糸及び織布に関するコースを実施している。同センターには現在約3000名の若者が在籍しているが、うち約60%は成長過程において、主に経済的、家庭的事情で十分な学校教育を受ける機会がなかったり、基本的生活習慣や社会生活を営むために必要な規律、モラルなどが身についていない場合が多く、職業訓練コース途中でのドロップアウトや修了後就職先での仕事が続かない、ドラッグなど問題行動が目立ち、同センターの悩みの種となっている。これらの問題に対処するため同センター福利厚生課では様々な課外活動や昼食サービス提供、体育、保健医療関連授業実施等各種サービスを行っているが、問題を抱える若者たちがその行動様式を変えるためのより効果的な対応方法を関係職員たちと共に考え、実施していくことを期待され、今回の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
主にセンター福利厚生課担当職員と共に以下の活動を行う。
1.福利厚生課が実施する文化(歌、フォークダンスなど)、芸術(絵画など)、健康(栄養や健康管理、性教育など)、スポーツ(ジム、ダンス、バスケットボールなど)、課業優秀者の表彰(無欠席含む)、経済的支援(昼食券や地下鉄乗車券の支給、生活費補助等)など様々なサービスの実施支援を行う。
2.1のサービスに訓練生と一緒に参加することにより、参加者のモチベーション向上や行動様式変容のための支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
福利厚生課の机など事務用品全般、関連教室、スポーツジムなど
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパート(CP):7名(心理学士3名、看護助手1名、ソーシャルワーカー1名、スポーツインストラクター1名、課長1名)
対象学生:約1600名(18~25歳平均、男女)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:専門不問、活動上必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動上必要であるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(16~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地語学訓練は、首都ボゴタ(標高2,640m)にて約1ヶ月間実施を予定。任地の標高は約1495mである。