2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31519B05)
募集終了

国名
コロンビア
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

労働省

2)配属機関名(日本語)

国立職業訓練庁アトランティコ地域局

3)任地( アトランティコ県バランキージャ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国立職業訓練庁は、労働者、雇用者、政府の三者が協力して、当国の老若男女に広く無料で研修受講機会を提供し、各職業分野における熟練工育成と国の産業振興に資すること、国内の製品レベルの向上による国際競争力強化、及び雇用率向上と貧困削減によるよりよい社会の実現等を目的として1957年に設立された国立の職業訓練機関である。全国32県とボゴタ首都圏の計33の地域局を持ち、各地域局傘下の117センターにおいて、長期・短期の様々な職業訓練コースを実施し、年間約300万人が参加する。各地域局は各地域の産業特性に合ったコースを設置。長期コース修了者には労働省認可の修了証が発行される。年間予算約11億米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

活動先アトランティコ地域局商業・サービスセンターでは料理、人事、書類管理、電話オペレーションなど15の基礎コース、10の専門コース等を開講している。そのうち、看護助手養成を行っているのが看護コースで、看護、総務、調薬、生薬、口腔衛生などの専門性に分かれる。看護コースの授業が実施される看護シュミレーション室には、実際の病棟の状態を再現したベッドと様々な病態の看護実習用マネキンが配置されており、訓練生に患者対応の実際を教えている。このマネキンは、一般患者に加えて、出産時介助や高齢者対応のためのものもあり、様々なシュミレーションが実施できるようになっているが、この中で特に関係者が課題と考えているのが高齢者対応である。高齢患者への病院での看護対応だけでなく、一般家庭での介助方法などに関する知識・経験が全般的に不足しているが、専門知識を持った人材が少なく十分な対応ができていない現状がある。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

活動先センター関係者と協力しながら、以下の活動を行う。
1.看護助手養成コース講師及び訓練生に対して、高齢患者への看護対応の仕方及び一般家庭での介助方法について、指導助言を行う。
2.1の内容について、マニュアルを作成し、知識・技術が的確に理解・定着できるよう支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

看護シュミレーション室及び室内にある看護/介護用シュミレーション・トレーニングモデル各種(高齢者、出産用、各種傷病)、トレーニング・モデルに使用する各種医療器具(注射器、血圧測定器等)

4)配属先同僚及び活動対象者

カウンターパート(CP):女性、40歳代、看護師、経験20年
看護コース講師:20名、女性、20~50歳代
訓練生:360名、殆ど女性、18~25歳(各30名×12グループ)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:活動上必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(24~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

コロンビア着任後の現地語学訓練は、約1か月間、首都ボゴタ(標高2,640m)で実施します。任地バランキージャ標高は約18m。