2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31519B18)
募集終了

国名
コロンビア
職種コード 職種
E102 再生可能・省エネルギー
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

サンタンデール県工業大学

3)任地( サンタンデール県ブカラマンガ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は公立大学であり機械工学、化学、科学、保険医療、人文学部で形成されている。同大学は当国大学偏差値ランキングの上位10校に含まれている。学生数は約2万3千人、教授は約3千人、総務・経理等を担当する職員は約2千人、計5千人の職員が所属している。年間予算は約1億3千万米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

隊員が配属する化学部触媒研究センターでは7名の教授の指導の下で学部、修士、博士課程の学生約30名が触媒、表面科学、材料科学の分野での研究を実施している。同センターは当国のニーズに合った新技術の開発を目的としており、バイオマスの無酸素環境下での熱分解処理から得られるバイオ油をバイオ燃料に変換する触媒開発が研究テーマの一つである。本研究では、成果としてバイオ油を高効率にガソリンと似た組成のバイオ燃料へ転換可能な、通常の触媒より使用期間が長い新触媒が開発された。同配属先は基礎研究を得意としているが、研究成果の実用化に関する知識や経験が不足している。今般mg単位の触媒を利用して連続的バイオ燃料生産システムを構築したが、同研究グループはスケールアップの段階を踏んでg又はkg単位の触媒を利用したバイオ燃料生産モデルシステムの構築を目指している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先関係者と共に以下の活動を行う。

1.mg単位の触媒を利用した連続的バイオ燃料生産ステムの改良を目的とした助言を行う。
2.g単位又はkg単位の触媒を利用したバイオ燃料生産モデルシステムを構築するための支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

触媒性能評価に必要な機材、固形物の物理化学分析に必要な機材、電子顕微鏡、質量分析機器、一般実験器具、一般事務用品

4)配属先同僚及び活動対象者

カウンターパート:男性、助教、化学の修士課程卒業、40代、触媒研究センター長
研究チーム:センターのプロジェクトコーディネーター1名、博士課程の学生1名、修士課程学生2名、学部生4名

研究センター:教授6名、学生30名(博士、修士、学部を含む)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:活動上必須であるため

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・触媒に関する研究経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

現地語学訓練は、首都ボゴタ(標高2,640m)にて約1ヶ月間実施を予定。任地ブカラマンガ標高は約960mである。