要請番号(JL31519B19)
募集終了
・2020/1 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務省
2)配属機関名(日本語)
マニサレス市消防庁
3)任地( カルダス県マニサレス市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、マニサレス市の消防組織を統括し、①火災対応、②レスキュー対応、③危険物対応、④災害対策の4つの項目に関し、訓練、対応調整等を行っている。配属先は3つの消防署と1つのボランティア消防署を管理・運営し、同配属先には61名の消防士と40名のボランティア消防士が所属している。年間予算約32万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
マニサレス市は活火山であるネバド・デル・ルイス山が近くにあり、1985年には同火山の噴火により約25,000人の犠牲者がでた。最近では2018年4月23日にマグネチュード5.4の地震が同市で発生した。この様に、配属先地域は自然災害が多いため、マニサレス市では災害対応、レスキュー等は重大な課題となっている。アルメニア市消防庁は地域の消防士やボランティア消防士に向けた訓練を定期的に実施し、さらに、ボゴタ市にあるコロンビア消防庁からの技術指導を受け、常に消防士の技術レベル向上を目的とした取り組みを行っている。しかしながら、当国都市のボゴタ市と比べ、マニサレス市の消防技術レベルは低い。ボランティアは配属先で実施されている訓練内容、指導方法の改善と共に日本の防災・災害対策の知識を共有することによってマニサレス市の消防士の技術向上を支援するため要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者と共に以下活動を行う
1.配属先が実施する消防士に向けた訓練や実習を視察し、訓練内容や指導方法の改善を目的をした助言を行う。
2.配属先消防士に向けた都市型捜索救助に関する訓練内容や指導方法について助言を行う。
3.配属先が実施する訓練や実習の計画・実施の支援を行う。
4.日本の防災・災害被害対策の技術紹介を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務用品一般
4)配属先同僚及び活動対象者
C/P:男性、50代、29年の実務経験、指揮官
指導者:6名
消防士:61名
ボランティア消防士:40名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:USARに関する経験を含む
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地語学訓練は、首都ボゴタ(標高2,640m)にて約1ヶ月間実施を予定。任地マニサレスの標高は2,200mである。