【配属機関概要】

3）任地（ トリマ県イバゲ市 ） JICA事務所の所在地（ ボゴタ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+車 で 約 1.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

職業訓練庁は、16歳以上の国民に職業訓練の機会を提供し、各分野におけるプロの育成と国の産業振興に資すること、雇用率向上と貧困削減によるより良い社会作り等を目的として、1957年に設立された。全国32県とボゴタ首都特別区に33拠点を持ち、地域の産業に特化した職業訓練や最新技術の研究を行う。長期・短期の様々な職業訓練コースを開催、年間約300万人が受講する。長期コース修了者には労働省認可の終了証が発行される。年間予算約11億米ドル。

【要請概要】

1）要請理由・背景

活動先の商業サービスセンターでは、主にトリマ県の経済発展のために、域内企業に貢献できる人材育成を目的とし、観光、ロジスティクス、医療、ソフトウェア・デザイン、財務管理、商業などの専門コースを運営している。各3か月期の訓練生数は約2500名、教職員数約300名、年間予算約260万米ドル。同センターでは経済的、家庭的に恵まれない環境の訓練生が多く、通常の学校教育や家庭での教育を受けられずに成長したため、訓練受講や社会において適応が難しいことが課題となっている。センターでは福利厚生課で訓練生に対する様々なサポートを実施しているが、更なるプログラムの充実を目指し、隊員による支援が求められた。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

ファシリテータ的立場で様々な専門分野から構成されるセンター福利厚生課関係者を取りまとめ、プログラムへの助言や新しい企画を考案する。
1.現在実施されている取り組み(スポーツなど余暇活動)に参加し、改善が必要な点等について意見交換を行う。
2.日本の青少年育成の場で実施されているようなゲームやイベントを紹介、実施する。
3.上記の1、2を通じて、コロンビアで長期的に持続可能な体系的プログラムを考案する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室内の机、PC、プリンターなど

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
(主カウンターパート)
女性、40歳代、システム・エンジニア、1名
女性、30歳代、心理学士、1名
活動対象者:
福利厚生課職員21名、訓練生約2500名

【資格条件等】

[参考情報]：

　・困難を抱える青少年との活動経験2年以上

【地域概況】

【特記事項】

・着任時語学訓練は首都ボゴタ(標高2,640m)で実施。住居はホームスティの場合有。