要請番号(JL31520A10)
募集終了
・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働省
2)配属機関名(日本語)
国立職業訓練庁ボリーバル地域局
3)任地( ボリーバル県カルタヘナ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
職業訓練庁は、16歳以上の国民に職業訓練の機会を提供し、各分野におけるプロの育成と国の産業振興に資すること、雇用率向上と貧困削減によるより良い社会作り等を目的として、1957年に設立された。全国32県とボゴタ首都特別区に33拠点を持ち、地域の産業に特化した職業訓練や最新技術の研究を行う。長期・短期の様々な職業訓練コースを開催、年間約300万人が受講する。長期コース修了者には労働省認可の終了証が発行される。年間予算約11億米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
活動先の農産業・鉱業センターでは、域内産業発展に貢献できる人材育成を目的とし、農畜水産業及び鉱業(主に金・銀の加工)に関連したコースを開設している。訓練生数は約16千名/年、教職員数約400名、予算約455万米ドル/年。経済的、家庭的に恵まれない環境の訓練生が多く、家庭内外での暴力からの逃避者や心身障害者、家計を担う独身の母親等、学校教育や家庭での教育や経済的支援を十分に受けられずに成長したため、訓練受講継続や社会への適応が難しいことが課題となっている。センターでは福利厚生課で訓練生に対する様々なサポートを実施しているが、更なるプログラムの充実を目指し、隊員による支援が求められた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
福利厚生課のスタッフと協同し、以下のような受講生への支援を行う。
1.実施中のプログラムの改善のための助言を行う。
2.日本で行われている青少年育成を目的としたゲームやイベントを紹介する。
3.青少年のリーダー育成を目的としたワークショップなどを企画・開催する。
4.各コースからドロップアウトしないためのカウンセリングなどを同僚スタッフと行う。
5.必要に応じて日本文化紹介を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室内の机、PC、プリンターなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
(主カウンターパート)女性、40歳代、福利厚生課長、ソーシャルワーカー、経験20年
その他同僚12名:心理学士2、神父1、スポーツ2、コミュニケーション補助2、准看護師3、音楽2
活動対象者:センター訓練生約1750名/年
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動上必要
[参考情報]:
・困難を抱える青少年との活動経験2年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(24~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・着任時語学訓練は首都ボゴタ(標高2,640m)で実施。住居はホームスティの場合有。
・同僚に英語を解する者がいるため、英語での活動も一部可能。