要請番号(JL31520A13)
募集終了
・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
トリマ専門技術養成高等専門学校
3)任地( トリマ県エスピナル市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同校は1980年に設立された国立の高等専門学校で、トリマ県内各地域の人材育成を目的としている。学生は貧困層の子弟が多く、男女比は4対6で女子学生が多い。2年間の準技術士養成課程を修了すると、その後1年間の課程を追加することで技術士の資格が得られ、取得後、更に2年間の課程を修了すると上級技術士資格が教育省より付与される。経済・総務・経理学部、科学・工学・農産業学部、社会科学・健康・教育学部から構成され、入学した学生の7割以上が上級資格までの取得を目指す。学生数約4500名、教職員数約420名、年間予算約480万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
隊員が所属する福利厚生課では、学生の学習意欲向上や放課後活動の充実を目的として、様々な活動(スポーツ活動、ダンス・歌唱・オーケストラ・演劇等の他に、カウンセリング等)を実施している。配属先は地方の農村部にあり、また学生も経済的に恵まれない層の子弟が多いため、閉鎖された地域の中で限られた情報や機会にしか接することができないことから、同学も教育内容・福利厚生の内容向上に尽力しているが、様々な面で都市部の学生との機会に関する格差があると感じている。隊員が外国人との交流機会もない学生たちと様々な放課後活動を通じて接する機会を持つことによって、学生の学習や将来設計に対する意欲向上を期待している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員には、福利厚生課が管轄する活動の中でも、特に放課後スポーツ活動(サッカー、水泳、バスケットボール、サッカー、バレーボール、テコンドー等)への参加を通じて、学生たちと交流し、その活動を通じて学生たちに異文化に接する機会を与え、健全育成に寄与ることが期待されている。従って、学生福利厚生課関係者と協力しながら、以下の活動を行う。
1.放課後スポーツ活動(自身の得意な種目のみでも可)に参加し、学生と交流する。
2.学内で定期的に実施されるセミナーの機会を利用して、栄養・健康管理・性教育・日本文化などの知識を教える。
3.福利厚生課が実施する活動内容の改良や新しい取り組み等について助言する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
福利厚生課執務室内の机、PC、プリンター、運動場(サッカー)、屋外コート(バレーボール、バスケットボール、体操)体育館、プール(25m×8コース)、ジム(各種マシン)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
(主カウンターパート)福利厚生課長、女性、30歳代、企業管理専門
カウンターパート:男性、40歳代、体育学士、経験15年
その他福利厚生課職員(心理学士、医師、歯科医、看護師、神父、ソーシャルワーカー等23名)
活動対象者:福利厚生課職員25名、学生4500名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・教員免許があることが望ましい
・青少年との活動経験2年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・着任時語学訓練は首都ボゴタ(標高2,640m)で実施。住居はホームスティの場合有。
・任地は年間を通じて高温多湿。