2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31520A19)
募集終了

国名
コロンビア
職種コード 職種
A204 防災・災害対策
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

労働省

2)配属機関名(日本語)

国立職業訓練庁リサラルダス地域局

3)任地( リサラルダス県ドス・ケブラダス市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

職業訓練庁は、16歳以上の国民に職業訓練の機会を提供し、各分野におけるプロの育成と国の産業振興に資すること、雇用率向上と貧困削減によるより良い社会作り等を目的として、1957年に設立された。全国32県とボゴタ首都特別区に33拠点を持ち、地域の産業に特化した職業訓練や最新技術の研究を行う。長期・短期の様々な職業訓練コースを開催、年間約300万人が受講する。長期コース修了者には労働省認可の終了証が発行される。年間予算約11億米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

隊員の活動先である産業技術センターはリサラルダス地域局傘下の3センターのうちの一つで、ドス・ケブラダス市内にあり、約3000名の若者が学んでいる。同センターではソフトウェア開発、産業における自動化技術、土木や建築等に関するコースを提供している。リサラルダス県は火山のふもとにあり、最近の雨量が増加している事から自然災害が多く発生している。しかし、県全体のハザードマップの作成が始まっていない事や危険地域への不法占拠が進んでいる事から、災害による被害が年々多くなっている。現在、同センターは試験的にリサラルダス県の県都であるペレイラ市のハザードマップを作成しているが、防災に関する知識が不足しているため隊員の支援を必要としている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先センター土木課の教員や訓練生と共に以下の活動を実施する。
1.ハザードマップの作成方法を配属先関係者へ共有する。
2.任地に隣接する県都ペレイラ市において、地滑り、洪水、地震、噴火によって被害を受ける可能性がある地域を特定し、同市ハザードマップの作成を支援する。
3.配属先関係者向けに日本の防災技術を紹介する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

センター内の教室、事務室内の机、ソフトウェアー:CAD、BIM、ArcGIS

4)配属先同僚及び活動対象者

カウンターパート:男性、教員、40代、建築家、実務経験24年。
土木課教員:4名、内3名建築家、1名土木技師、30-40代
対象訓練生:17歳~22歳、300人

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:活動上必要であるため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:活動上必要であるため

[参考情報]:

 ・災害リスク分析に関する実務経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・着任時語学訓練は首都ボゴタ(標高2,640m)で実施。住居はホームスティの場合有。