2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31816B05)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
F201 観光
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

モロナ・サンチアゴ県庁

2)配属機関名(日本語)

モロナ・サンチアゴ県庁

3)任地( モロナ・サンチアゴ県マカス市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、当国東南部アマゾン地域に位置し、県内12地区住民約15万人の生活の質向上と地域の持続的発展のため、様々な公共サービスと社会開発事業を実施している。同県には、アマゾン地域の先住民族シュワル族のコミュニティがあり、その多くは市街の森林地域にあるため、公共サービスへのアクセスが困難である。このため、配属先は県民間の経済的、社会的格差を解消しつつ、アマゾン地域の自然環境保護も併せて、そのミッションの一つとしている。職員数403名、年間予算約2600万米ドル(2016年度)。同任地には、現在、26年度4次隊の環境教育隊員1名、27年度1次隊の水泳隊員1名が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属予定の産業開発管理局は、農業、農産業、畜産業、観光を担当、上述の同県ミッションを達成するための予算収入を確保するため、これら各部門の持つ資源の付加価値を増し、国内市場における競争力を高める目的で、関係者に対する関連情報提供や指導助言、研修会実施、商品プロモーションなどを行っている。ボランティアが所属する観光課では、同県が所有する豊かな自然資源(アマゾン地方の熱帯雨林と世界有数の生物多様性、サンガイ火山を含む国立公園など)と先住民族シュワル族の生活習慣などを同県特有の観光資源として活かすべく、自然資源保護とシュワル族の生活レベル向上を目的に組み込んだ「コミュニティ・エコ・ツーリズム」の開発と振興を目指している。2014年にこのプロモーションを開始してから現在までに観光業関係者に対する研修を20回、4地区で実施してきたが、より効果的な事業実施支援を期待して、今回の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先関係部課職員と協力し、以下の活動を行う。
1. 県内の観光資源とその特徴についての正確な理解を進めるため、自然資源の分類、観光標識、観光ルートなどに関するわかりやすい資料作成や効果的な調査方法を共に考え、実施する。
2. 同県を訪れる観光客の期待(需要)とそれに合わせて同県が提供できるサービス・観光商品(供給)に関する効果的な調査方法を共に考え、実施する。
3. 上述1.2.を元に、コミュニティ・エコ・ツーリズム振興のための人材育成セミナー、観光プロモーションを共に企画し、実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先事務所内の机、椅子、PC(西語)、プリンター、その他事務用品(共用)

4)配属先同僚及び活動対象者

産業開発管理局長:男性、1名、50代
観光課職員:女性、2名、20~30代
活動対象者: 観光課職員、県内観光業従事者、シュワル族コミュニティ住民等

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動実施上必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インターネット、水道、電気については、基本的サービスはある。しかし、停電等の問題もあり、常に良好な状態であるとは言えない。