要請番号(JL31816B08)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
チンボ市役所
2)配属機関名(日本語)
チンボ市役所
3)任地( ボリーバル県サン・ホセ・デ・チンボ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当国中部山岳地帯に位置する同配属先は、同市を含むチンボ地域約1万5千人の住民の生活の質の向上と地域の持続的発展のため、上下水道、ゴミ収集・処理などのサービス提供、道路整備その他社会開発事業を実施している。市役所職員116名、年間予算約260万米ドル(2016年度)。JV配属予定の環境管理課では、3名の職員と16名の作業員が特に「廃棄物処理」「環境保全」に重点を置いて仕事を行っている。2016年6月以降、当国内NGOからゴミ分別収集促進支援のためのコーディネーター1名が同課職員に協力する予定がある。現在近隣のグアランダ市にて環境教育隊員1名(平成26年度3次隊)が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
環境管理課は、廃棄物処理効率化に重点を置いており、曜日ごとの地域別ゴミ回収制度や生ゴミ減量処理のためのコンポスト(ミミズ)作成、地域住民や児童生徒に対する環境教育などを実施している。同地域で回収されるゴミ量は5~6t/日、うち約64%が生ゴミである。この生ゴミの大半は市内2か所の生鮮市場から排出されている。現在使用中の最終処分場がすでに飽和状態であり、新しい最終処分場建設計画があるが、現時点では、建設予定地が確保されているのみである。ゴミの効果的な処理方法を実施していかなければ、環境問題だけではなく、市の財政をも圧迫する深刻な事態を招くことになる。従って、特にゴミ処理に関しては、ゴミ分別と3R、及び生ゴミのコンポスト化に重点を置き、環境課関係者、地域住民、児童生徒への継続的な啓発活動実施支援が求められ、本要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
チンボ市役所環境管理課職員と協力し、以下の活動を行う。
1. 配属先関係者に環境教育手法を紹介し、地域住民や児童生徒に対するゴミの分別や3Rを中心とした啓発活動の計画・実施支援を行う。
2. 特に生鮮市場から出る生ゴミを減量するための有機ゴミ堆肥化技術(特に、高倉式コンポスト)適用について共に考え、実践するための支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先事務所内の机、椅子、PC(西語)、プリンター、その他事務用品(共用)
4)配属先同僚及び活動対象者
環境管理課長:男性、1名、30代
環境教育推進員:男性、2名、30~40代
活動対象者: 学校教員、児童生徒、コミュニティ住民、生鮮市場関係者
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・活動内容関連知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(山岳高地乾燥気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット、水道、電気については、基本的サービスはある。しかし、停電等の問題もあり、常に良好な状態であるとは言えない。