2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31816B28)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
G239 服飾
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国際協力庁

2)配属機関名(日本語)

職業教育訓練センター(フェ・イ・アレグリア財団)
NGO

3)任地( マナビ県ポルトビエホ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同財団は1955年にベネズエラで設立された国際NGOで、主に貧困層や社会的弱者への教育機会均等と職業人材育成支援を目的とした活動を展開しており、2015年現在中南米を中心に20支部を持っている。エクアドル支局では首都キトに事務所を持ち、国内75カ所のセンターを開設している。配属先は、当国海岸地方マナビ県ポルトビエホ市に位置し、学校教育へのアクセス機会がなく、職に就けない15歳以上を対象にした職業訓練プログラム(服飾、一般事務・経理・秘書、木工、理美容、工芸など)を提供している。職員数7名、生徒数約90名、年間予算約68千米米ドル(2015年現在)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同センターの実施プログラム中、通年にわたり受講者が絶えず、またコース終了後の就職率も高いのが服飾コースである。服飾コースには、Jukiのミシンが数台、デザイン通りの刺繍が自動でできる機械などがあり、主に地元の学校教育機関や青少年クラブチーム等で使用する校章など刺繍入り体操服やユニフォームを作成し、販売している。コースは7ケ月間1サイクル(150時間)で、2クラス/日+土曜1クラスがある。各クラスの平均参加者数は約10-20名程度(15~55歳)である。生徒は1回3時間のクラスを週2回受講し、修了証(教育省認定)を受けることができる。同コースは同コース修了生である教師1名が担当しているが、講師自身の技術・知識の向上、デザイン刷新、コース内容・運営の効率化、生徒の資質に応じた指導方法など課題を抱えており、その課題解決に資するため、今回のボランティア要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先関係者と共に、以下の活動支援を行う。
1.服飾コース教師と共に、同コースで取り扱う、運動服、婦人・紳士正装服、子供服、婦人・紳士・家庭用リネンなどのデザイン・縫製などについて、内容(カリキュラム含む)の改善や効果的な運営方法を工夫・実施する。
2.服飾コース教師に対して、ミシンや刺繍機械などの効果的な使用や整備の仕方を指導する。
3.服飾コース教師と共に生徒の特性に応じた指導法やコースデザインなどについて工夫・実施する。
4.服飾コース教師と共に、生徒に対し、知識や経験を話したり、文化交流を図る。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ミシン(Jukiなど工業用)、ロックミシン、刺繍用ミシン(Brother 12色)、端ミシン、など

4)配属先同僚及び活動対象者

センター長:男性、40代
C/P:女性、40代、関連分野職種歴22年
活動対象者:同コースの生徒約10~20名(15~55歳)/クラス×2回/日

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動上必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯乾燥気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インターネット、水道、電気については、基本的サービスはある。しかし、停電等の問題もあり、常に良好な状態であるとは言えない。