要請番号(JL31817A01)
募集終了
・2017/3 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ナポ県庁
2)配属機関名(日本語)
ナポ県社会経済生産開発局
3)任地( ナポ県テナ市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ナポ県は首都テナ市を含む5市で構成されており、面積1万2,540平方キロメートル、人口10万人を有する。ナポ県庁は、教育、医療保健、社会サービスなどの公共事業を提供するほか、地元産業の振興を進めてきている。近年では、アンティサーナ生態保護区とリモンコチャ国立生物保護区を中心に、エコツーリスムによる観光セクターの開発も進んできている。現在、スマコ自然公園の土壌・森林・水源保護のプロジェクトがGEFおよび、GIZにより進められている。県庁の年間予算は、3,800万ドル、うち社会経済生産開発局予算は、292万ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ナポ県社会経済生産開発局は、ここ5年間に亘り県内の地場産業振興のための事業を実施してきた。サラヤク地区では200世帯によるカカオ生産加工プロジェクト、グアマニ・スマコ地区では、300世帯による果実トマトパルプ加工プロジェクト、ヌエバ・エスペランサ地区では、キチュア族40世帯によるレモングラス加工プロジェクトなどの事業が実施されている。これら地元産品の生産性の向上が見られる中、JICA本邦研修で「一村一品」の知識を習得した局長は、各プロジェクトのコーディネーター(職員)および、生産者グループに対する、製品の品質向上やマーケティングに関する指導・助言が必要として、JICAボランティアの協力を要請してきた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 1年目は、ヌエバ・エスペランサ地区のレモングラス加工プロジェクトで、生産者グループと共に生産、加工、商品化、販売に携わり、生産工程の改善、製品の品質向上について指導する。
2. 可能であれば、2年目は、1年目の経験を活かし、他2件のプロジェクト(カカオ生産加工プロジェクト、果実トマトパルプ加工プロジェクト)に対して、マーケティングの指導・助言を行う。
3.必要に応じて、一村一品に関する講習会を開催する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
移動用車両、事務所、事務机、PC
4)配属先同僚及び活動対象者
県社会経済生産開発局:局長(責任者)、男性、40歳代、経験年数20年
プロジェクト・コーディネーター:
①男性(果実トマト担当)、30歳代、経験年数10年
②女性(カカオ担当):30歳代、経験年数6年
③女性(レモングラス担当):20歳代、経験年数4年
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット、水道、電気については、基本的サービスはある。しかし、停電等の問題もあり、常に良好な状態であるとは言えない。