2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31817A03)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
C201 家畜飼育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

カニャール県庁

2)配属機関名(日本語)

カニャール県生産開発局

3)任地( カニャール県アソゲス市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

カニャール県はエクアドル国中部のシエラ地域に位置する。県都アソゲス市の他6市で構成され、3,146平方キロメートルに22万5,000人の人口を有する、県庁は県民に対して教育、医療保健、社会サービスの提供を行うとともに、県民生活を豊かにし、すべての人々が平等で公平な暮らしが遂行できるような公共プロジェクトを実施している。生産開発局が管理するプロジェクトには、牛乳生産チェーン(予算:20万ドル)、カカオ生産プロジェクト(予算:7万6千ドル)、農業生産チェーンプロジェクト(予算:34万7千ドル)などがある。県全体予算は、4,816万ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

カニャール県生産開発局は、牛乳生産チェーンの強化プロジェクトにおいて、牧草の改善と乳牛の品種改良を行っている。同局には移動巡回指導用車両が配備されており、乳牛の人工授精やその他家畜の健康管理に必要な器具が備わっている。また、2015年8月には、アソゲス市ブルガイ地区に、20万ドルを投じて、農業ツーリスムの施設が完成し、洋ラン観賞パビリオンの他、乳牛・小動物飼育センターが併設されており、定期的に地域の酪農家を対象に乳牛飼育にかかる講習会が開催されている。同局では、3名の獣医と2名の農学士が在籍しており、定期的に県内を巡回し、酪農の指導・支援に当たっているが、乳牛の診断技術や人工授精に関する技術の更新を必要として、ボランティアの派遣を必要としている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の獣医師・技術指導スタッフに対して、下記の項目について助言を行い、併せて巡回チームの一員として、地域の酪農家の指導に協力する。
1. 乳牛の牛乳生産向上に係る技術を指導する。
2. 乳牛の人工授精に係る技術を指導する。
3. 乳牛の繁殖管理を指導する。
4. 乳牛の周産期疾患の診断技術を指導する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

液体窒素ボンベ、人工授精用ピストル、巡回検診車、診察用器具一式

4)配属先同僚及び活動対象者

農牧プロジェクトチーフ:男性、獣医師、50歳代、経験年数25年
同僚カウンターパート(1):男性、獣医師、30歳代、経験年数9年
同(2):男性、獣医師、30歳代、経験年数8年
技術指導スタッフ(1):女性、農学士、30歳代、経験年数4年
同(2):男性、農学士、30歳代、経験年数12年

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(獣医師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:現場指導が必要となる。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(10~20℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インターネット、水道、電気については、基本的サービスはある。しかし、停電等の問題もあり、常に良好な状態であるとは言えない。