2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31817A09)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

チャンボ市役所

2)配属機関名(日本語)

チャンボ市役所

3)任地( チンボラソ県チャンボ市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

当国中部山岳地帯に位置する同配属先は、同市を含むチャンボ地域約14千人(市街地6千人、郊外地8千人)の住民の生活の質の向上と地域の持続的発展のため、上下水道、ゴミ収集・処理などのサービス提供、道路整備その他社会開発事業を実施している。市役所職員150名、年間予算約309万米ドル(2016年度)。JV配属予定の衛生環境課では、3名の職員と 13名の作業員が特に「廃棄物処理」「環境保全」に重点を置いて仕事を行っている。同市は水資源に恵まれ、土壌も肥沃であることから、農牧業が盛んである。

【要請概要】

1)要請理由・背景

衛生環境課は、環境保全と廃棄物処理効率化に重点を置いており、主に域内26地区のゴミ回収を実施している。地域で回収されるゴミ量は約6t/日、うち約60%が生ゴミである。同地区では、住民のゴミの取扱いに関する意識・慣習や環境に対する配慮の低さに頭を悩ませている。生ゴミの大半量を耕作地にそのまま捨てる慣習があり、旧習慣を継続していては、環境悪化に歯止めがきかなくなることに危機感を持っている。また、同市では、伝統的にレンガを作る工房が多数あるが、このレンガ焼成のためにユーカリ木を多量に伐採することや常時木を燃やすことにより発生する煙、レンガ作製のための土壌掘削等による環境破壊も深刻である。従って、ゴミ分別と3R、及び生ゴミのコンポスト化に重点を置くと共に、森林保護の重要性など環境教育一般について、環境課関係者、地域住民、児童生徒への継続的な啓発活動実施支援が求められ、本要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先環境管理課職員と協力し、以下の活動を行う。
1.配属先関係者に環境教育手法を紹介し、地域住民や児童生徒に対するゴミの分別や3Rを中心とした啓発活動の計画・実施支援を行う。
2.生ゴミを減量するための有機ゴミ堆肥化技術(特に、高倉式コンポスト)適用について共に考え、実践するための支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先事務所内の机、椅子、PC(西語)、プリンター、その他事務用品(共用)

4)配属先同僚及び活動対象者

衛生環境課長:男性1名、30代
衛生環境課職員:男性2名
活動対象者: 学校教員、児童生徒(小中高校生)、コミュニティ住民(域内26地区)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・活動内容関連知識・経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(山岳高地乾燥気候) 気温:(10~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インターネット、水道、電気については、基本的サービスはある。しかし、停電等の問題もあり、常に良好な状態であるとは言えない。