2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31817A16)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

外務省

2)配属機関名(日本語)

アスアイ県脳性麻痺リハビリセンター
NGO

3)任地( アスアイ県クエンカ市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

過去、エクアドル国では障害者支援に係る包括的な政策が存在していなかったが、2013年から副大統領府の主導による障害者支援政策の実施により、国内の5万6千人を超える障害者に裨益する公共サービスが提供されるに至った。アスアイ県では、現在34か所の公共施設が障害者支援サービスを提供している。その中で、配属先は、2016年4月、経済社会参画省、保健省、教育省からの支援を受け、クエンカ市役所によって設立された公共の脳性麻痺患者専門のリハビリセンターである。年間予算は、14万5千ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先となるリハビリセンターには、障害のある小児から青少年、95名が通学している。教育省とクエンカ市役所は、特別支援教育を担う教師を派遣し、教材を提供し、保健省は理学療法士・作業療法士を派遣し、リハビリサービスを提供している。経済社会参画省は給食を提供し、児童・学童の栄養管理を行っている。センターには、これらマルチセクターからの協力によるスタッフとして、5名の理学療法士、2名の言語療法士、7名の教師、1名のソーシャルワーカー、2名の早期療育指導員、1名の医師(所長)が在籍している。センターでは、知的障害や身体障害のある小児・青少年に対しての効果的なリハビリテーションプログラム開発のために、ボランティアによる協力を熱望している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 関係するスタッフと共に作業療法を実施し、より良いリハビリプログラム開発について助言を行う。
2. 教育部門等センター内全体おいて、図工や各種作業など作業療法の視点に立った指導を取り入れた活動を指導する。
3. 保護者に対して、家庭内でのケアについて講習会を開催する。
4. その他、センター内で行われる各種行事にも広く協力することが求められている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

作業療法室(ボール、積木等各種作業療法器材)、理学療法室(エルゴメーター、斜面階段等各種理学療法器材)、その他、センター内の全教室内の各種教材・教具等を活用することができる。

4)配属先同僚及び活動対象者

センター所長(責任者):男性、医師、50歳代、経験年数(センター長)1年
同僚(特殊教育):女性、30歳代、修士、センター副所長
技術講習対象者:理学療法士(5名)、特殊教育教員(6名)、言語療法士(2名)、早期療育指導員(2名)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:現場の指導に必要となる

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(10~20℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インターネット、水道、電気については、基本的サービスはある。しかし、停電等の問題もあり、常に良好な状態であるとは言えない。