2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31817A17)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

マナビ県庁

2)配属機関名(日本語)

マナビ県人間開発局

3)任地( マナビ県ポルトビエホ市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

マナビ県は22の市からなり、約19,000平方キロメートルの面積に海岸線350キロメートルを有する。人口は、137万人で、石油を除く主要輸出品(カカオ、コーヒー、バナナ、エビ)の生産地である。2016年4月、マナビ県の北部に隣接するエスメラルダス県の県境で発生した地震により、県の北半分に大きな打撃を受けた。県都ポルトビエホ市では県庁建物が崩壊し、モンテクリスティ市の分庁に県庁機能が仮設されている。現在、震災から半年が経過し、県庁は中央省庁らからの支援を受けながら、社会サービスをはじめ、インフラ整備、物産振興などの復興に努めている。県の年間予算は、9,670万ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ポルトビエホ市は、人口28万人を有し、アンドレス・デ・ベラ町には、3万人が居住する。町内のフロロン地区では低所得者が居住するが、ポルトビエホ市の人口増加に合わせて、地区の人口も、幼児から高齢者までの障害者を含めて急増中である。地域には、保健省の診療所があるが、障害者(幼児、学童、青少年、成人、高齢者)に対するケアは十分とは言えない。そこで、マナビ県人間開発局は、フロロン地区の教会と共同で、障害者支援プロジェクトを実施してきた。教会は施設・設備、薬剤や給食を提供し、県からは理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカーが派遣された。県が負担する年間予算は、2万7千ドル。県は今後、地域の障害者に対する巡回サービスを計画しており、リハビリテーションの質の向上と活動計画に関する助言を必要としてボランティアの協力を求めている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士とともにリハビリチームを構成し、年間活動計画の策定について指導する。
2. 上記リハビリチームの技術向上のための指導を行う。
3. 巡回診療チームに付き添い、診療技術の指導と家族への対応を指導する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

磁気治療器、レーザー治療器、超音波治療器、低周波治療器、赤外線ランプヒーター、温・冷湿布、エアマット、マッサージベッド、平行棒、各種運動機器、研修室、給食室

4)配属先同僚及び活動対象者

プロジェクトコーディネーター:女性、教会シスター、40歳代
作業療法士:女性、30歳代、経験年数5年
理学療法士:女性、20歳代、経験年数5年
言語療法士:女性、30歳代、経験年数8年
対象数:約500人

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:現場指導が必要となる。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インターネット、水道、電気については、基本的サービスはある。しかし、停電等の問題もあり、常に良好な状態であるとは言えない。