2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31817A18)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ボリーバル郡役所

2)配属機関名(日本語)

ボリーバル慈善財団

3)任地( マナビ県ボリーバル郡カルセタ市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

マナビ県ボリーバル郡は人口約13万人の地域で、ボリーバル慈善財団は、2000年に設立された郡役所直属の公的社会福祉団体である。2016年4月のエクアドル地震による被害が大きかった地域であり、郡役所建物は全壊した。同財団は、一時的に被災者の生活支援を行っていたが、震災から6か月がたって、ようやく通常のリハビリテーションサービスが提供できるようになった。センター利用者は、一日平均20名であるが、財団は現在、在宅ケアや巡回診療などのサービスの提供を計画している。年間予算は90万米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先の医療部門には2007年から理学療法科が設置され、一日平均20名の利用者に対して理学療法を行っている。現在の初代ボランティア(理学療法士、2015年3月~2017年3月)がかかわるところでは、身体機能障害の回復のためのリハビリテーションや、運動能力の発達の遅れ、基本的動作能力の回復を目的として運動療法や物理療法技術向上に係る支援をおこなってきた。現在2名のスタッフ(理学療法士、看護師)が、ボランティアの指導を受けて、さらに技術が向上したことが認められる。財団では、2017年から新たな在宅ケアサービスや巡回診療サービスの導入を検討しており、さらなるボランティアからの指導を期待している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚の理学療法士2名とともに以下の活動を行う。
1. 外来患者に対して理学療法を行う。
2. 理学療法の実践を通じて、同僚と共に質の改善について話し合い、必要に応じ助言する。
3. 巡回診療サービスに同行し、在宅ケアについての指導を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

磁気治療器、レーザー治療器、超音波治療器、低周波治療器、赤外線ランプヒーター、温・冷湿布、パラフィンタンク、エアマット、マッサージベッド、平行棒、エルゴメーター、各種運動機器、指梯子、トレッドミル

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:理学療法士(30歳代男性1名、経験5年)
看護師(50代女性、経験10年)
活動対象者:主に高齢者

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:現場指導が必要となる。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インターネット、水道、電気については、基本的サービスはある。しかし、停電等の問題もあり、常に良好な状態であるとは言えない。