要請番号(JL31817A21)
募集終了
2代目
・2017/3 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
サント・ドミンゴ・デ・ロス・サチラス県庁
2)配属機関名(日本語)
サント・ドミンゴ・デ・ロス・サチラス県社会サービス公社
3)任地( サント・ドミンゴ・デ・ロス・サチラス県サント・ドミンゴ市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、社会包摂政策の視点に立ち、女性、子供、青少年、障害者、高齢者およびその家族のよりよい生活を支援する県庁直営の社会サービス公社である。所得や健康状態、家庭環境などに困難を抱える「社会的弱者」を対象に、教育、健康、安全、スポーツ・文化、生活改善などをテーマとした社会事業を展開している。特に、高齢者に対しては、市街地のサービスへのアクセスが難しい村落部に住む高齢者へのサービスを訪問介護予防プロジェクトとして、実施しており、2013年10月から2年間、JVが支援活動を行った。年間予算は、125万ドル。(県庁予算は、4,658万ドル)
【要請概要】
1)要請理由・背景
同県では独居高齢者が増えており、その殆どは経済的に厳しく健康面でも不安を抱えている。昨年までのAIDA(高齢者総合ケア)プロジェクトでは訪問医療と介護予防を実施し、彼らのQOL(生活の質)の向上や公的サービス活用促進に取り組んできた。同プロジェクトは現地ニーズの高まりに応じて、2016年から「高齢者総合ケアプロジェクト」へと発展した。プロジェクトは、県内高齢者を地域ごとにグループ化し、そこで訪問医療チームによる診察やリハビリ、健康相談、作業療法などが施されてきた。併せてソーシャルワーカーやスポーツインストラクターからなるプロジェクトチームによって、レクリエーションや図工・手工芸、健康体操、アクアビクスを実施し、高齢者の健康的な生活を支援してきた。ボランティアには先代JVが導入したアクアビクスの実施や健康体操、手工芸に関して専門的知識の指導が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. プロジェクトチームの一員として村落部に住む高齢者を訪問し、チームが実施するアセスメント・生活相談及び助言・健康状態確認等を支援する。
2. 高齢者向けの介護予防のための水中リハビリテーションの計画立案、実施、評価を支援する。
3. 同僚スタッフに対し、介護予防・介護の知識や技術を伝達し、現場での適応に向けて指導する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机・いす・ホワイトボード・PC(事務所)ボール、遊具、机(地域高齢者クラブ)
4)配属先同僚及び活動対象者
プロジェクト責任者:男性1名、30歳代、大卒(経営)、経験年数10年
プロジェクトコーディネーター:女性1名、30歳代、大卒(商業)、経験年数5年
カウンターパート:女性1名、30歳代、大卒(理学療法士)、経験年数8年
対象者:1,200名程度(高齢者・家族)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:介護に関する経験が必要となる。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット、水道、電気については、基本的サービスはある。しかし、停電等の問題もあり、常に良好な状態であるとは言えない。