2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31817A34)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
A204 防災・災害対策
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

プラジャス市役所

2)配属機関名(日本語)

プラジャス市役所

3)任地( グアヤス県プラジャス市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

JICAは、エクアドルに対して「津波を伴う地震のモニタリング向上プロジェクト(技プロ)」を2014年3月-2017年3月までの期間で実施中であり、関連して、コミュニティ防災に関する国別研修「津波災害管理コミュニティ能力強化」にて、津波リスクの高い自治体から関連人材を本邦研修に参加させ、津波被害リスク削減に向けたアクションプラン策定を支援している。同市は、西部太平洋に面し観光地で、市の財源の大半は観光収入により賄われており、上記プロジェクト対象自治体の1つである。同市の人口は約4万人、市役所職員数約250 名、年間予算1300万米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国は環太平洋火山帯に属し、西側海岸線は太平洋に面し、国内には活火山が多く地震も多い。そのため、特に海岸線に面した自治体では、地震とその津波被害に悩まされてきた。さらに2015年は世界的なエルニーニョ現象の影響懸念があり、そのためより一層高潮、津波被害リスクが高まっている。同市には、常時、津波・洪水・地震の3つの自然災害懸念がある。これまで大きな津波被害に遭遇した記録はないが、太平洋岸に面し、多くの地域が海抜ゼロメートル地帯であるため、津波が発生した場合甚大な被害を受ける可能性は高い。従って、上記研修参加の職員と協力し、コミュニティ住民に対する防災教育、避難経路の確認と徹底、避難誘導に関するサインボードの設置場所の工夫、津波警報発令時の避難訓練など具体的な対策実施のための支援を行うことが求められ、今回の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先関係者と共に、以下の活動支援を行う。
1.コミュニティ住民に対する防災教育実施支援1(住民の防災意識の高揚)
2.コミュニティ住民に対する防災教育実施支援2(避難経路の確認と住民への周知)
3.避難誘導のためのサインボード、標識等の設置効果的な設置場所の工夫にかかる支援
4.津波警報発令時の避難訓練等の実施支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先危機管理課内の机、椅子、PC(西語)、プリンター、その他事務用品

4)配属先同僚及び活動対象者

市長: 女性、50代、国別研修参加(津波災害管理、2015年9月)
C/P(主): 女性、30代、危機管理ユニット職員
C/P: 男性、30代、危機管理ユニット職員
活動対象者:配属先市役所職員、プラジャス域内の学校教師・児童生徒、観光業界関係者、各コミュニティ代表者、住民

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:活動上必要(C/Pと同等レベル)

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・コミュニティ防災知識

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インターネット、水道、電気については、基本的サービスはある。しかし、停電等の問題もあり、常に良好な状態であるとは言えない。