2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31817B18)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
C101 食用作物・稲作栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

マナビ県庁

2)配属機関名(日本語)

マナビ県生産振興局

3)任地( マナビ県スークレ市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

マナビ県は22の市からなり、約19,000平方キロメートルの面積に海岸線350キローメートルを有する。人口は、137万人で、石油を除く主要輸出品(カカオ、コーヒー、バナナ、エビ)の生産地である。2016年4月、マナビ県の北部に隣接するエスメラルダス県の県境で発生した地震により、スークレ市を含む県の北半分に大きな打撃を受けた。県都ポルトビエホ市では県庁建物が崩壊し、モンテクリスティ市の分庁に県庁機能が仮設されている。現在、震災から半年が経過し、県庁は中央省庁らからの支援を受けながら、社会サービスをはじめ、インフラ整備、物産振興などの復興に努めている。県の年間予算は、9,670万ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

マナビ県庁は、2015年8月から県内3市(ロカフエルテ市、ポルトビエホ市、スークレ市)の31の稲作栽培農協に対して生産強化プロジェクトを進めてきた。このうち、スークレ市チャラポト町の11組合(合計構成員約210人)に対して、県から稲作技術職員が派遣され、指導に当たってきたが、稲作の生産性を高め、マーケティングに関する指導・助言を必要として、稲作・米食が広く普及している日本人ボランティアの派遣について希望が寄せられた。チャラポト町役場も県と共働して、これら稲作生産強化支援を行うことを表明しており、ボランティアは町役場に執務事務所を置き、域内生産者農家を巡回しながら指導に当たる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先のプロジェクト対象地区技術者と共に、稲作生産者対し、下記の項目について助言、指導を行う。
1. 現地の稲作栽培に適した土壌改良について指導する。
2. 種子の選定から発芽、育苗に係る技術指導を行う。
3. 病虫害対策についての技術指導を行う。
4. 製品の品質管理およびマーケティングについて助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

小型耕耘機、田植え機、稲刈機、稲作栽培器具、試験圃場、資機材保管倉庫

4)配属先同僚及び活動対象者

プロジェクトコーディネーター:男性、50歳代、大卒
農業技術(アグロテクノロジー):男性(2名)、20歳代、高卒
受益者農民:チャラポト町、11農協、210組合員

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:現場指導が必要となる。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インターネット、水道、電気については、基本的サービスはある。しかし、停電等の問題もあり、常に良好な状態であるとは言えない。