2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31817B22)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
G130 柔道
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

パスタサ県スポーツ連盟

3)任地( パスタサ県プーヨ市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

パスタサ県スポーツ連盟は、パスタサ県のスポーツの普及・発展を目的として、1961年に設立された。スポーツ省の直接傘下ではないが、同省から予算の一部を得ている非営利団体である。2016年現在、県民に対し14競技の機会を提供しており、少年から成年層までの各カテゴリーにおいて国内外の各種大会に参加している。同連盟傘下には、3つの地区スポーツ連盟があり、それぞれの地区でのスポーツ行事運営等を行っている。年間予算約981千米ドル(2016年)、コーチ数29名、所属しているスポーツ選手数629名。2016年のリオ五輪には、同連盟所属の重量挙げ選手が出場した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先の柔道競技には、現在6歳から19歳の選手79名が登録されており、2名のコーチがこれら選手を指導している。2名のコーチのうち1名は7段で、モスクワ五輪にエクアドル代表として出場し、過去に複数の日本人から指導を受けた経験がある。当国においては、陸上競技、重量挙げ、柔道の3種目が、あまり大きくないエクアドル人の体格でも世界で勝てる可能性がある種目として、特に強化種目となっており、同連盟でも強化したい意向である。また、柔道に関しては、キューバ人コーチの多い中南米地域では、勝つためのスポーツ柔道が一般的となりつつあるため、この傾向を憂えた同連盟柔道コーチは、「日本の正しい柔道の精神」を根底においた指導が必要であると強く主張している。このため、日本人ボランティアによる指導支援を期待して、今回の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

連盟関係者、柔道コーチと共に以下の活動支援を行う。
1. 選手、コーチ双方への技術指導を行う。
2. 関係者に対し、嘉納治五郎の柔道精神、柔道修行の目的、礼法などを教える。
3. コーチに対し、練習内容やプラン作成・実施に関しての助言を行う。
4. 初心者から選手層までの育成プラン全体計画の内容向上に関する助言を行う。


3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

屋内柔道場(畳、マット)

4)配属先同僚及び活動対象者

カウンターパート:コーチ1名(60代、男性、7段、1980年モスクワ五輪エクアドル代表)
カウンターパート補助コーチ(20 代、男性、初段、コーチ経験4年)
生徒79名(6-19歳)男47名、女32名(6-1級)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(競技経験)5年以上 備考:活動上必要

[参考情報]:

 ・3段以上(競技実績がある場合、2段可)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インターネット、水道、電気については、基本的サービスはある。しかし、停電等の問題もあり、常に良好な状態であるとは言えない。