要請番号(JL31818B01)
募集終了
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
インタグ川コーヒー伝統農法生産者協会
NGO
3)任地( インバブラ県 コタカチ市 アプエラ村 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1998年設立の団体。地域で採れるオーガニック栽培されたアラビックコーヒーの栽培支援、加工、公正取引を行っている。同コーヒーの生産や販売におけるバリューチェーンの強化を通じ、生産者家族の生活の質の向上を図っている。また、同コーヒーの有機生産と販売を通じた持続可能な環境・経済の維持をミッションとしている。コーヒーは、ドイツの承認機関BCS OKO GARANTIEの承認を受けている。本団体の販売システムによる裨益家族は約400家族。現在約120会員家族が活発に活動しており、うち66家族が前出の承認を受けている。職員数は10名。年間予算は約47万米ドル(2018年)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
有機栽培コーヒーとして当局に承認されたコーヒーは、販売から売上金入手までの時間が比較的短く、売上の生産者への還元も早い。一方、同じ場所・方法で栽培された同じ種類のコーヒーでも、承認を受けていないものは、いわゆる一般のコーヒーとして、市場での価値が高くない。その場合、売上金の回収は遅くなり、生産者の生活にも影響がでる。そこで、協会は承認を受けていないだけで買いたたかれてしまう協会のコーヒーを広く市場に知ってもらい(市内~域内~国内)、販売・売上の向上に繋げたいとしている。そのために、配属先は、まずは本協会の(コーヒーの)ブランドイメージ、企業イメージの向上に視点をおいた販売・商品化にかかる協会の能力向上を図ろうとしており、その支援が求められている。また、それにはSNS等を利用した手法が主になるのではとも考え、前述の視点と総合的に判断し、日本のボランティアへの要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚が、組合が扱うコーヒーの商品化や販売方法に関する技術を習得できるよう、また、コマーシャルチェーンの拡大の他に、組合が扱うコーヒーブランドイメージアップ、及び協会の企業イメージ向上に向けて、以下の活動を行う。
1.配属先同僚に対する生産品の商品化やプロモーションの支援
2.配属先同僚との商品化に関する知識や経験の共有
3.配属先同僚とともに、販売拡大の可能性の調査
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務室、書籍、コーヒー官能試験機材、バリスタ機材
4)配属先同僚及び活動対象者
協会会長/50代/男性/経験16年
総務/40代/男性/経験16年
技術コーディネータ/30代/女性/経験12年
秘書/40代/女性/経験18年
広報/40代/女性/経験4年/首都在住
コーヒー生産者、学生
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・マーケティングや販売促進の知識・経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(15~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
製品紹介マテリアル作成に関する知識と経験があると良い。
配属先のある地域は山岳高地