2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31818B02)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
A204 防災・災害対策
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ヒピハパ市役所

2)配属機関名(日本語)

ヒピハパ市役所 企画・領域管理部 災害管理ユニット

3)任地( マナビ県 ヒピハパ市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ヒピハパ市は、エクアドル西部マナビ県内南方に位置し、面積は約1,500平方キロメートル、人口は約71,000人(2010年)。市は9つの区域に分かれ、うち3つは市街地である。市の2018年年間予算は約2千万米ドル(ここ数年洪水等災害が多かったため、中央政府から交付金が多めに配当されている)。ヒピハパ市の主な産業は農業で、コーヒーやトウモロコシが主な作物である。国家開発計画に基づきながら、市は、市民参加型による市民の生活の質の向上や、より質の良いサービス提供を目指している。2016年に米国ピースコーが活動、2017年にGIZ(ドイツ)から188千米ドルの支援があった。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先のユニットは2015年に設立され、主に①脅威と脆弱性の検証②災害軽減③解決と復興の3つを柱として活動している。豪雨等による洪水や土砂崩れが多いヒピハパ市は、市民の災害予防、及び被災リスク軽減のためのコミュニティ能力強化は重要であると位置付け、自然災害や人災によって壊滅的な状況に陥ることからの脱却、また、その脆弱性の改善に向けて活動している。しかしながら、当該ユニットのメンバーは災害予防や災害軽減に関する十分な知識や経験が不足しており、その役割に応えるために、自力で学んで対応している状況である。このような状況から、ニーズに応えるためのユニットの能力強化、及び同強化を通じたコミュニティの能力強化がボランティアに期待され、本要請がなされた。ユニットメンバーは前出①~③のいずれかを担当している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

地域住民が自然災害・人災に対する知識や意識を持つよう、同僚とともに以下の活動を行う。
また、同僚との協働を通じ、相互に支援やアドバイスをする形でノウハウを共有する。
1.地域住民に対する災害予防方法や対応方法の研修の計画、企画、実施、評価。
2.コミュニティや教育機関におけるワークショップや避難訓練、防災訓練等の計画作成。
3.将来の標識設置導入に向けた「避難場所」の同定、検証。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

インターネット、コンピュータ(共用)

4)配属先同僚及び活動対象者

全員がユニット発足時からの勤務(3年)。40~50代/女性2+男性3/林業学士・生物学士・環境学士など。このユニットの5名は、環境管理部勤務8年の経験や地学情報システム経験、沿岸資源関連経験、コミュニティ調整経験、人道援助支援等の経験を有する者がいる。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・避難訓練の計画・実施経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(18~28℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

「資格条件等」欄にある「避難訓練の計画・実施経験」の『避難訓練』の種類は、洪水や土砂崩れといった災害に関する避難訓練。