要請番号(JL31818B04)
募集終了
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農牧省
2)配属機関名(日本語)
農牧省 ボリーバル県事務所 技術イノベーションユニット
3)任地( ボリーバル県 グアランダ市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ボリーバル県はエクアドル中央山岳地帯に位置し、面積は約4千平方キロメートル、人口約184千人(2010年)。主な産業は農業で、とうもろこし、カカオ、オレンジ、ジャガイモ、ブラックベリーが多い(面積ベース)。年間予算約1775千米ドル(2018年)。配属先の農牧省県事務所は、職員40名、うち技術イノベーションユニット3名。配属先は住民の生活や食料の質の向上のために、生産者である農家に対し、技術や販売、経済・金融機関との連携、市場開拓支援等の役割を担っている。また、地域における農業政策の向上、及び経済・社会・環境に配慮した持続可能な農産物共有システムによる質の良いサービスの提供を目指している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、地域の小規模農家の生産物が公正な価格で取引されるよう、戦略策定・実施・手続き等を行っているが、県全体のニーズには応えられていない。例えば、配属先の県事務所は、近隣3県(ロス・リオス県、グアジャス県、サンタ・エレナ県)の各農牧省県事務所との連携を少しずつ開始しているが(計画段階)うまく活用できていない。このように、配属先は生産者のニーズに応えるべく一歩先へ進むための知見を必要としており、そこで、これまでの日本での販売強化の事例(例えば、販売活動、販売方法、商品化など)の事例を共有し、ボリーバル県生産者の社会経済発展につなげたいことから、本要請があった。配属先は、日本が国内各地それぞれの特産品をどのようにして売れるようにしてきたか、そのノウハウを吸収し適用したいと考えている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先のユニットが実施する業務に参加し、その活動を側面支援する。特に取引チェーンに関する以下の点について配属先同僚とともに活動し(1.2.はワークショップや会議等)、同僚、及び対象者にその知識や経験を共有する。
1.小規模生産者と消費者の直接的な関係構築のために、マーケティングネットワーク構築の方法やメカニズムに関する支援やアドバイス。
2.農牧省が新たに進めるAFCプログラム(家族経営農家産物品質保証)の普及促進に関する支援やアドバイス。
3.AFC付産品が国内・県内等で公正価格で取引されるよう、マーケティングネットワークを考案する。
4.マーケティングに関する成功事例集の作成。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、机、電話、ファックス、インターネット。(PCは共同利用の場合有り)
4)配属先同僚及び活動対象者
・技術イノベーションユニット長/40代/男性/農業経済学士/当該分野での経験14年/農牧省県事務所長経験有り
・技術イノベーションユニット員/コマーシャルネットワーク担当/30代/男性/アグリビジネス学士/農牧省勤務10年
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・販売促進、マーケティングの経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(4~24℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先のある地域は山岳高地