2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31818B10)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

インバブラ県庁

2)配属機関名(日本語)

インバブラ県慈善財団

3)任地( インバブラ県イバラ市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先のあるインバブラ県は人口約34万人のエクアドル北部の県である。インバブラ県慈善財団は県民に対し包括的な医療・社会福祉サービスを提供する目的で、インバブラ県庁によって設立された。同財団は、巡回医療サービスの提供をはじめ、ジェンダーの問題に対する取り組み等、全ての人に均等な機会を提供する活動を行っている。以前に青年海外協力隊(JV)として看護師が派遣されていた。また、巡回に使用している医療車両は、当地日本国大使館の資金協力によって整備されたものである。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は2005年に医師、歯科医師、看護師、看護助手等からなる医療チームを構成し、県内全土を巡回し医療サービスの提供をしている。2018年2月より医療チームに理学療法士が加わり、小児から高齢者(患者の多くは腰痛、頸椎症、変形性膝関節症等の整形疾患を患った高齢者である。) に対して治療を行っている。患者数が多く疾患も多岐にわたるが、配属先の理学療法士の経験年数が浅いため、知識および技術を向上させる目的でボランティアの要請に至った。また、巡回医療では一人の患者に対して年に1~2回程度しか治療ができておらず、住民に対して障害予防の知識移転およびホーム・プログラムの提供も求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と話し合いながら、以下の活動を行う。
1.同僚に対して、治療技術(主に徒手療法)および知識を移転しながら、当地にあった治療方法を検討する。
2.同僚理学療法士を補助し、患者への理学療法を実施するとともにホーム・プログラムの提供を行う。
3.配属先が行っている健康啓発活動の補助および助言を行う。
4.医療チームに対して、理学療法の観点から各障害に対する介入方法の研修会を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

巡回用医療車両、執務室、磁気治療器、超音波治療器、電気刺激治療器、ホットパック、バランスボール、治療用マット、重り等

4)配属先同僚及び活動対象者

プロジェクト・コーディネーター:女性、40代
理学療法士:女性、20代、経験年数3年
医師、看護師、准看護師、歯科医師、検査技師
患者:県内住民

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:活動遂行上必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(10~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インターネット、水道、電気については、基本的サービスはあるものの、停電等の問題もあり常に良好な状態であるとは言い難い。