2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31819B03)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

環境省

2)配属機関名(日本語)

プルラウア地球植物保護区

3)任地( ピチンチャ県キト市カラカリ地区 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はプルラウア火山の地質学的、生態学的特徴から、1978年にプルラウア地球植物保護区として認定された。首都中心部から約20km北部に位置し、標高1800~3400m、周囲約3400ヘクタール。2つの火山ドームがあり、最後の噴火は約2300年~2600年前。保護区内のコミュニティには約50人が居住している。
保護区の自然の維持管理のために、アンデス地方の特徴である雲霧林や乾燥林などの自然生態系の回復活動が開始され、これに基き、保護区内の環境状態のモニタリング、環境教育、エコツーリズム、科学的研究の4つが配属先の主な活動となっている。人件費を除く年間予算はUS$430万(2019年)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

保護区の環境維持には、保護区内に居住するコミュニティ住民の協力が欠かせない。しかし、同コミュニティ住民の保護区の環境の重要性に対する意識は高いとは言えず、配属先は保護区内の児童、学生などを中心とした住民に対し、環境に対する意識の向上のための啓発活動を前任者とともに実施している。配属先は、保護区とあわせ保護緩衝地帯の環境保全も重要であると位置づけており、当該地帯内ある教育機関を中心に住民に対する環境教育の実施を計画している。しかしながら、当該地帯が広いこと、および多様な啓発活動方法が求められることなどから、さらなる協力が必要とされている。また、前出の啓発活動を進めていく過程で、環境に対する意識化に高倉式コンポスト手法が有効であることを配属先は認識し取り組み始めた。しかしながら、開始時点で前任者の任期は後半に入っており、コンポストの完成や活用までは至っていないことから、本要請がなされた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚とともに以下の活動を行う。
1. エクアドル国内の他の自然保護区の環境教育にかかる取組みの調査。
2. 同僚との環境教育手法の試行・改善
3. 保護区内、緩衝地帯、他の自然保護区等で計画される環境教育活動の支援(3Rや教育機関におけるリサイクルプログラムなど)
4 .高倉式によるコンポスト作成支援と普及
5. プルラウア自然保護区来場者への環境教育支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コンピュータ、インターネット、事務机

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:保護区レンジャー 男性、40代。経験5年。
他の保護区レンジャー 7名

活動対象者:地域住民(緩衝地帯小中高14校を中心とする地域住民15,000人を含む)
保護区来場者(155,000人中10%程度。2018年)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・自然公園等での勤務経験 2年

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(9~20℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

レンジャー経験や自然保護区での活動経験があるとなおよい。高倉式コンポストの実践経験は豊富なことがよい。標高の高い場所を長時間歩くため、体力がある方。
ホームスティを基本とする。