要請番号(JL31819B09)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ラタクンガ市役所
2)配属機関名(日本語)
ラタクンガ市慈善財団
3)任地( コトパクシ県ラタクンガ市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はラタクンガ市役所が管轄する慈善財団である。同財団は社会的弱者(子供、青少年、高齢者、妊婦および障害者等)の生活の質の向上を目的に、外来医療センターを設置し、市民に対して安価で医療サービスを提供している。センターでは、一般外来をはじめ産婦人科、歯科、リハビリテーション科(理学療法、言語聴覚療法)の診療サービスの提供および薬局の運営を行っている。日本政府の草の根無償資金協力により、2006年に理学療法関連機器が設置された。年間予算が31万米ドルである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
センターを利用している患者は、腰痛、膝関節痛を主訴とする高齢者が多いほか、成人の神経性疾患および整形外科疾患、小児の発達障害など急性期から慢性期と多岐にわたっている。県内でも有数の理学療法機器および施設を有し、安価であるため、一日平均50名の患者が来所している。それらの患者に対応するために、理学療法士3名が数名の患者を同時進行で治療するという状態で、的確な評価に基づく治療が施されおらず、治療のバリエーションも乏しい。本課題を解決すべく、2018年7月より理学療法士のJICA海外協力隊が派遣され評価用紙の作成や講習会を実施しているが、配属先の同僚が評価の重要性を理解し、新たな治療技術を習得するためには長期的な協力が必要なため後任の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と相談しながら以下の活動を行う。
1.同僚と共に患者に対して理学療法評価および療法を提供しながら、当地にあった理学療法について考察する。
2.配属先の理学療法および診療システムを観察および分析し、改善点を提案する。
3.同僚理学療法士に対して、自身の知識および技術を紹介・伝達する。
4.同僚理学療法士に対して、整形外科理学療法の知識および技術を伝達する。
5.勉強会および症例検討会を企画し、同僚と共に理学療法に関する知識を深め、技術の向上をはかる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
平行棒、牽引器、ホットパック、アイスパック、治療ベッド、低周波治療器、超音波治療器、磁気治療器、パラフィン浴、プール など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
理学療法士3名(50代女性、30代男性、20代女性)
活動対象者:
外来患者
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:活動上必須
[参考情報]:
・成人整形外科理学療法の臨床経験必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ホームスティを基本とする。