2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31819B10)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ラ・ホジャ特別支援学校

3)任地( インバブラ県オタバロ市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先の特別支援学校は2011年にスペインのNGOの支援のもとに設立された。2015年に教育省オタバロ支部の管轄となり、公立の特別支援学校として就学前教育及び小学部教育を担っている。また、障害児の家族に対し援助方法を指導したり、公的・民間機関および国際機関との連携を図っている。在籍生徒数は約70名で、年齢は3~17歳、障害は知的障害、身体障害、聴覚障害、視覚障害、精神障害および重複障害と多岐にわたる。当国の特別支援学校は生徒10名以上のクラスに1名の教員の在籍が通常であるが、同学校は1クラスに教員2名体制を取り入れたり、複式学級を取り入れている。同学校の校長はJICA帰国研修員である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同学校には教員14名、理学療法士2名、作業療法士1名および心理士1名が在籍し、多岐にわたる障害・症状(精神発達遅滞、ダウン症、自閉症、脳性麻痺による重症心身障害、行動障害など)の生徒に対して、試行錯誤しながら教育・支援を行っている。しかし、当国の特別支援カリキュラムは充実していないうえ、個々の教員の知識・技術を向上させるための研修がないため、教育・支援の方法がワン・パターン化している。特に重症心身障害児に対する教育・支援方法が著しく乏しい現状がある。2017年7月から2019年3月まで教育省オタバロ支部に配属されていたJOCV(小学校教育)が同学校を訪問し算数教授法の研究授業を行った。学校長は研究授業をとおして教員の知識の拡大およびモチベーションの向上が図れることおよび日本の教育方法に感銘をうけ、障害児・支援分野の隊員要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と相談しながら下記内容の活動を行う。
1.学校のカリキュラムおよび教員の教授法を観察・分析し、改善が必要かつ可能な箇所を調査する。
2.教員に対して、生徒の評価方法および教授法について助言する。
3.助言したことが実現および定着出来るように、各クラスに入り授業の補助を行う。
4.配属先の同僚と共に研究授業を実施する。また、研究授業を隣接する市の特別支援学校教員に紹介する。
5.配属先の同僚および保護者に対して、重症心身障害児の支援方法を紹介する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、机、椅子、各種教材・文具・玩具、学校菜園、運動場等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
学校長/女性/40代/修士(特別支援教育)
教員14名/女性13名、男性1名/20代~50代/教員経験年数2年~39年
理学療法士
作業療法士
活動対象者: 生徒および保護者

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:活動上必須

[参考情報]:

 ・特別支援学校での実務経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(10~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

ホームスティを基本とする。