2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31819B12)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

スポーツ庁

2)配属機関名(日本語)

知的障害者スポーツ連盟
NGO

3)任地( ピチンチャ県キト市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は2012年に知的障害児者のスポーツ促進を目的に創設された非営利団体で、政府の助成金(年間予算19万ドル)により運営を行っている。現在、全国の知的障害児者約220名(年齢は8歳~25歳、知的障害の程度は重度~軽度)を支援している。配属先は、スポーツを通して多くの知的障害者の生活能力・社会適応能力・人生の質を向上させることを目標とし、スポーツ人口の増加を目指している。また、リオ・パラリンピック等の世界大会出場選手の支援も行っており、競技レベルの強化にも取り組んでいる。任地であるキト市では、水泳、陸上競技 、フットサル、テコンドー 、卓球等の指導および、同競技の選手発掘が行われている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先には各競技の専門知識を有したインストラクターが所属し、キト市内に点在する各々の競技場で選手の指導にあたったり、地域の学校等を訪問してスポーツへの勧誘を行ったり、保護者へスポーツの意義の説明を行っている。しかし、インストラクターは知的障害についての専門的知識を有していないうえ、当国の障害者スポーツの歴史は浅く、障害者スポーツについて学べる研修や機関等は存在していない。以上のことより、知的障害重度の選手が所属するグループおよび低年齢のスポーツ導入グループへは、十分の質の指導が行えていない。また、専門的な支援が必要な重度の知的障害者を積極的に受け入れることは出来ておらず、現在の選手割合は重度;15%、中度;70%、軽度;15%となっている。この現状を改善していくために、知的障害についての専門知識を有するボランティアの要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先職員およびインストラクターと相談しながら、下記の活動を行う。
1.キト市内の各競技場を巡回し、問題点および改善点を把握し、より援助の必要なグループを見極める。
2.インストラクターと共に選手の指導を行い、当地に合った指導方法を検討する。
3.インストラクターに対して、知的障害者の指導・支援方法について助言する。
4.定期的に実施されるインストラクター合同会議に参加し、知的障害等について講習会を行う。
5.知的障害者の家族に対し、スポーツの重要性や支援方法等を教授する。
6.必要に応じて、他の県のインストラクターに助言したり、選手の支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先内執務室、各種競技場

4)配属先同僚及び活動対象者

各競技インストラクター
陸上、男性、33歳、経験年数5年、大卒(体育専攻)
水泳、男性、35歳、経験年数5年、大卒(体育専攻)
卓球、男性、31歳、経験年数3年、大卒(体育専攻)
フットサルト、男性、52歳、大卒(体育専攻) 等
知的障害者(キト市選手90名)、保護者

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:活動上必須

[参考情報]:

 ・知的障害者支援経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(9~20℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

公共交通機関を利用して、キト市内に点在する競技場を巡回する。