2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31819B13)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
I104 高齢者介護
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済社会参画省

2)配属機関名(日本語)

サント・ドミンゴ・デ・ロス・サチラス高齢者施設

3)任地( サント・ドミンゴ・デ・ロス・サチラス県 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

経済社会参画省は障害者、高齢者、小児、貧困者、暴力被害者、エイズ感染者等の社会的弱者を支援し、生活・安全の保障を所掌する。高齢者への支援として、民間の高齢者施設への資金及び人材援助を行うほか、国内に約20の直轄の高齢者施設を運営している。同施設は、貧困層あるいは身寄りのない高齢者への入居サービス及び地域高齢者の介護予防のためにディサービスを実施している。配属先はそのうちの一つで、33名の入居者(要支援から全介護)および66名のデイサービス利用者にサービスを提供している。職員はソーシャルワーカー、理学療法士、作業療法士の専門職のほか、支援員(介護職員)が三交代制で勤務にあたっている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エクアドル国内には介護技術および知識を学べる教育機関がなく、専門の教材も存在しない。日本の介護士という位置づけの職種も存在せず、高齢者施設では准看護師あるいは全く別分野の資格所有者や職務経験者が介護にあたっている。配属先も同様で支援員は高齢者介護に関する専門知識・技術は有していない。また、個別ケアプランは存在せず、高齢者一人一人に合わせたサービスを提供し、生活の質を向上させるという考え方は普及していない。要介護者に対する介護方法も確立されておらず、個々の支援員が独自の方法で行っている。この現状を改善すべく、ボランティアの要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

施設職員と相談しながら、下記の活動を行う。
1.施設の現状を把握し、問題点および改善点を抽出する。
2.同僚と共に高齢者にサービスを提供しながら、介護技術の移転を行う。
3. 同僚に対して、日本の高齢者介護の方法を紹介する。
4.同僚に対して、ケアプランの立案方法や評価方法を教授する。
5.介護プロトコル(日常生活活動の介助方法、アクシデント時の対応等)を作成する。
6.同僚及び高齢者に対して、介護予防に関する知識を提供したり介護予防のための活動を立案する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机、ホワイトボード、リハビリテーション機器等

4)配属先同僚及び活動対象者

支援員(介護職)、男女5名、30歳代~40歳代
ソーシャルワーカー、女性、40歳代
理学療法士、男性、30歳代
作業療法士、男性、20歳代
高齢者
実習生(心理学専攻)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(介護福祉士)
    (社会福祉士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務上必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インターネット、水道、電気は整っているが、まれに停電や断水等がある。