2016年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32416A08)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・28/3 ・28/4 ・29/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

企画庁

2)配属機関名(日本語)

ミンガグアス市役所

3)任地( アルト・パラナ県ミンガグアス市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ミンガグアス市は、パラグアイ東部に位置する人口8万の地方都市。市役所は、市内環境整備から住民向け各種カルチャー教室の運営まで、各課が市民生活に係る様々な行政サービスを提供している。 中でも 「社会開発課」は地域住民への福祉支援を担当しており、特に障害を持つ人達や高齢者向けの支援に力を入れている。同市役所が運営管理をしているリハビリ施設「APAMINGA」は有料で運営しており、治療代は一回につき現地通貨で10,000Gs.(約210円程度2015年現在)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

「社会開発課」は、障害者支援の一つとして「APAMINGA(アパミンガ)」という障害者支援財団を管理・運営しており、ここでは市内に在住する肢体障害を持つ人達へのリハビリテーションサービスを行っている。現在2人の理学療法士(現地職員)とJICAボランティア1名が患者に施術を行っている。2014年に運営が始まったばかりであるが、JICAボランティアからの施術方法の共有により、同僚の技術レベルは向上してきており、患者個人に合わせたリハビリ計画が確立される等の進捗が見られる。また、施設を訪れることのできない重度の患者を訪問調査し、巡回リハビリも実施し始めてきた。配属先は今後新しく現地職員として理学療法士の採用も検討しているところ、引き続き技術指導の支援が求められ本要請に至った

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

①身体障害者に対し、日常生活指導を実施する.
②配属先同僚に対し理学療法の指導を行う。
③個々の症状に合わせた長期リハビリ計画の策定を行う。
④高齢者グループに対し定期的に介護予防の体操を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

個別診察室、ベッド、マット、手すり、ボール等リハビリ用玩具

4)配属先同僚及び活動対象者

理学療法士 2名(20~30代)
予約・受付担当 1名(30代 女性)

身体障害者の方の治療 :約10名/日

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚が同等の学歴を持つ

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚理学療法士への指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(5~40 ℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

パラグアイでの理学療法士の資格は物理療法のみの資格であるため運動療法の知識は有していない。勤務時間は7時~16時で、午後は猛暑であることと地域性の面から患者が来院しないこともあり、活動がない日もある。