要請番号(JL32416B28)
募集終了
2代目
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
企画庁
2)配属機関名(日本語)
ピラポ市役所
日系社会
3)任地( イタプア県ピラポ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ピラポ市は、首都から南東部に位置する約450キロ離れたパラグアイ国内の最大規模の日系移住地である。2010年に入植50周年を迎え、人口は約7,000人で(うち約1,200人が日系人)同地域では大豆、米等を生産している。市役所には、教育、保健衛生、公安等に関し各委員会を設置しており、市民への公共サービスを提供している。市内には、日系人の運営する農業協同組合、日本人会館、運動場等も有している。
2009年6月から2015年12月の間「ピラポ市総合コミュニティ開発事業」プロジェクトに、青年海外協力隊員のグループ型派遣を実施していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、同市の大農家が発展していく一方で、人口の約45%にあたる約3,000人の小農家との経済格差を是正するために、2006年から総合的な小農自立支援プログラムの推進を目的に「ピラポ市総合コミュニティ開発事業」プロジェクト実施していた。具体的には、生産、教育、保健衛生分野において関係省庁と連携するとともに、2009年より5職種(コミュニティ開発、野菜栽培、家政、小学校教諭、服飾)の青年海外協力隊のグループ型派遣プロジェクトを開始し、協力隊員が派遣されない時期はあったものの各分野毎に成果を挙げて2015年12月に同プロジェクトは終了した。その中でも、洋裁コースでは、女性グループの裁縫技術の向上と共に収入向上にも寄与し、関係者からも高い評価を得た。プロジェクトは終了したものの、同コースの更なる技術レベルの向上を目指すためには、専門性を有した方からのアドバイスが必要となり本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
前任者の活動を引き継ぎ現地の指導者と共に女性グループの指導を行う。
1.縫製技術の向上に対する実践指導を行う。
2.型紙(製図)を利用した洋裁指導を行う。
3.デザインの多様化に対するアドバイス等を行う。
4.(必要に応じて)販路拡大、市場開拓等に関するアドバイスを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ミシン工房の所有するミシンは、工業用ミシン、家庭用ミシン
4)配属先同僚及び活動対象者
市役所の所有する工房で活動する。
洋裁コースの代表者(50代、女性)
指導対象者:洋裁コースに参加する一般市民(女性、10代~60代)
現在、3地区の巡回先を合わせて約70名の生徒(変動あり)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:女性グループが対象になるため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務遂行上必要不可欠
[参考情報]:
・関連分野の専門学校卒
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任地の様子はパラグアイ事務所(http://www.jica.go.jp/paraguay/office/activities/immigrant/02.html)を参照。製図の実務経験があると尚良い