2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32417A03)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

企画庁

2)配属機関名(日本語)

ラ・コルメナ市役所
日系社会

3)任地( パラグアリ県ラ・コルメナ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ラ・コルメナ市は首都近郊パラグアリ県に位置する人口約6000人の地方都市。 2016年日系移住80周年を迎えた日系移住地でもあり、移住者やその家族を含め現在約400人の日系人が居住している。 主要産業は農業で野菜(主な野菜は玉ねぎ、トマト、ピーマン等)、果物(ぶどう等)の産地として有名である。 ラ・コルメナ市役所は市の中心に位置し、市民に対するさまざまな行政サービスを実施している他、農業課では特に地域にある11の農家委員会の強化や農業指導等の支援に力を入れている。 同市の日系団体には日系社会青年ボランティア2名(日系日本語学校教師、コミュニティ開発)が活動中。(2016年11月)

【要請概要】

1)要請理由・背景

ラ・コルメナ市はパラグアイ初の日系移住地としての歴史を持ち、 日系農家が果樹、野菜栽培といった分野において大規模な農業を展開し、生産者組合を通じて販路拡大を行う等大きな業績を挙げている。一方、同周辺地域のパラグアイ人農家は、小規模農家が大半で、日系農家の指導の下、少しずつ生産量を拡大しつつある。しかしながら、日系農家との差は未だに大きく、同配属先では、この格差をなくし、パラグアイ人小規模農家が安定した収穫量を確保し、流通できることを目指しており、同市内にある農牧省管轄の農業普及局と合意書を交わし同局の農業普及員が各小農家を訪問し指導する政策を取っている。この政策を更に推進させるためにも野菜栽培技術の専門性を有した方からの指導が必要なり本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

農業普及局の指導員と共に小規模農家を訪問し、野菜の栽培に関して下記の指導を行う。

1.野菜の生育サイクル、天候土壌に応じた効果的なな栽培方法の指導を行う。
2.多種(特に青野菜)の野菜栽培の技術指導を行う。
3.病虫害に対する対策、土壌作りに関するアドバイスを行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、プリンター

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚:
ラ・コルメナ市役所農業課及び農業普及局農業普及員(3名)

対象:市内近郊小規模農家(約30家族)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(高等専門学校卒) 備考:野菜栽培に関する知識技術を要す

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:地域の農家への指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

日系移住地での活動のため日本語が話せる方がいるものの、活動先ではスペイン語もしくはグアラニー語(現地語)の習得が必須となる。